記事

Updated

中日クラウンズ 2017

星野陸也は「明日はもっとバーディを」

弱冠二十歳は70歳と、74歳のレジェンド2人に挟まれて、極度の緊張の中でも頑張った。
「ショットは良かった」。狭いコースでドライバーを握って、AOの前で、再三の豪打も見せられた。
「でもバーディが全然獲れない」。

3人合わせても、この日奪ったのは、10番で星野が獲った10番だけ。

「ティショットが飛んで。50ヤードの2打目を3メートルにつけて、上りのフックを入れて」。
青木がつぶやく。
「やっとバーディか！」。
もじもじと伸び悩む中でも、レジェンド2人のゴルフをしっかりと二十歳の目に焼き付けた。

「青木さんもジャンボさんも、超スピンをかけたりして打ってくる。いろんな技持っていて、それをコースで実際にやるから凄い」と、通算2オーバーの出だしも、強烈に中身の濃い1日。

大勢のギャラリーを引き連れながらのラウンドも、もう慣れた。
2日目は、AOの重圧にも少しは免疫もついて「明日はもっとバーディが獲れるように頑張ります」。
和合で、一生忘れがたい2日間にする。

関連記事