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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2019
星野陸也が先週「ついに抜かれた」とツイート。「今平さん恐るべし」
「ついにメルセデスランキング抜かれた。恐るべし今平周吾さん。ザ安定。来週沖縄も頑張ります!!」。
4つの句点に悔しさと、闘志を凝縮させた。
平均ストロークや平均パットなど、今季のゴルフを数値化して現すJGTOの9つの部門別ランキングをさらにポイント化して、総合力を算出する「トータルポイントランキング賞」に今年から、メルセデス・ベンツの冠がついた。
年間勝者に賞金と「メルセデス・ベンツSクラス」が贈られることも年頭に発表され、選手たちが目の色を変える中で7月に、1位に浮上したのがリッキーこと、星野陸也だった。
それからずっと首位を快走してきたが、先週の「マイナビABCチャンピオンシップ」で今平周吾についにその座を奪われた。
今季の2勝目は逃したが、トップ10はブリヂストンオープンでの1勝を含む12回。2位は4回を数える今平。
「ザ安定」の、ツイートに今平への畏敬をこめた。
「恐るべし今平周吾さん」と、称えた。
さらに「来週沖縄も頑張ります」と今週の「平和PGMチャンピオンシップ」での再逆転を誓った星野。
初日は同組で、今平を追う。
6日水曜日のプロアマ日に、自身のスマホの認証解除に失敗。機能がロックされ、端末が使えなくなり泡を食ったが機器に詳しいJGTOスタッフに、初期化の方法を教わりなんとか復旧。
「いや〜〜〜、やっちゃいました。すみません、すみません」と、186センチの長身を折り曲げ恐縮していた、ちょっぴりうっかり屋でお茶目な23歳。
6月のダンロップ・スリクソン福島オープンに次ぐ今季2勝目、通算3勝目で再び、メルセデス男の称号を狙っていく。