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『PG 30th フューチャーGOLFツアー in 静岡』が開催。優勝はS・ノリス
大会は、昨日の初日がプロアマ、2日目の本日は静岡県内のジュニアゴルファーとのラウンドが行われたが、プロも36ホールストロークプレーでのトーナメント戦を行っており、真剣勝負のハイレベルなプロの技術や迫力をいかんなく発揮、一緒にラウンドしたジュニアゴルファーにとっては、忘れられない思い出になったに違いない。
表彰式では、出場選手を代表して時松隆光が挨拶を行い、「フューチャーGOLFツアー」を通して、男子ゴルフの良さを見せられたらとメッセージを送っていた。時松自身、この日のジュニアとラウンドを行い、思い切りの良さなど刺激を受けた部分もあったようだ。
36ホールのプロの部ストロークプレーの勝負は、初日に62ストロークの9アンダーをマークし、優勝へ向けてアドバンテージを持ったT・クロンパと、2日間共に67ストロークの安定したゴルフを繰り広げたS・ノリスが2日間トータル8アンダーで並び、プレーオフに進出した。プレーオフ2ホール目、クロンパがボギーを叩いたのに対し、ノリスはきっちり2オン2パットのパー、フューチャーGOLFツアーで初優勝を果たし、優勝賞金300万円を獲得した。
「昨日の段階から今日は強風が吹くという予報があり、自分は風の中のプレーが得意なのでチャンスだと思いました。」
昨年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で強風を攻略したように、10メートルを超える強風をものともせず、見事な逆転優勝だった。
今年のツアートーナメントは、先週の「東建ホームメイトカップ」で国内開幕を迎えたばかりでまだまだ始まったばかり。今年の目標を聞いたところ、2勝以上、そして昨年逃した賞金王を狙う。
本大会でも第1回の千葉大会同様、プレー中の写真や動画の撮影は可能で、地元ギャラリーのみなさんを大いに楽しませる2日間となった。2日間トータル835名、千葉大会の750名を大きく上回るギャラリーの方が来場し、男子プロの技に魅了されていた。
大会を主催するTSIグルーヴアンドスポーツでは、ジュニアゴルフ層のみならずキッズゴルフ層へも拡大していく計画があり、今夏にはJackBunnyブランドでのスナッグゴルフ用具の販売も開始する準備が進められていて、ゴルフ人口の更なる拡大にも精力的な展開を行なっている。
大会期間中のイベントコーナーでは、来場キッズがスナッグゴルフを体験できるコーナーも設けられていて、子どもたちも初めて体験するゴルフを楽しんでいた。
<今後の「PG 30th フューチャーGOLFツアー 2019」開催日程>
・6/21〜22 よみうりカントリークラブ(賞金総額1250万円 優勝300万円)
・8/2〜3 北海道ブルックスカントリークラブ(賞金総額2000万円 優勝360万円)