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時松隆光は「這いつくばっていきたい」(ニュージーランドOP3日目)
長身のリーダーとは「頭一つ分も違う」。パワーに任せてどこもかしこもドライバーで攻めるのかと思って見ていたが、マレーは違った。
「マネジメント力がすごかった」。
ロングアイアンの精度も高く、「ゴルフが楽そうに見えた」。
ただ圧倒されるのではなく、敵を冷静に見ながらプレーできたこともよかった。
マレーとの差を3つに縮めていよいよ最終日に挑む。
放映局のスポーツ専用チャンネルが、ゲンちゃんのベースボールグリップに注目している。
その独特の握り方をなんとかおさめようと、ショットのたびにぐぐっとカメラを寄せてくるのが全く気にならないわけでもないが、「それで名前が出るなら、どこから撮っていただいても結構でございます」。
あくまで折り目正しく撮影を許可。
そんなことよりこの日は、最終ホールのボギーがもったいなかった。
「最後は詰めの甘さが出たので。明日は這いつくばっていきたいです」。
最終日こそ、1打も無駄にすることなく首位のマレーに食らいついていくつもりだ。