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神戸市立御影北小学校の3年生180人がスナッグゴルフを学ぶ(2月27日)

スナッグゴルフ実技講習会が、神戸市立御影北小学校の体育授業の中で行われ、LPGAジュニアゴルフコーチの轟悦子プロの指導により、3年生180人が基礎やゲームの楽しみ方などを学んだ。

神戸市でのスナッグゴルフ実技講習会は、昨年11月の住吉小学校に続く2校目だが、LPGAサントリーレディースからの寄付導入校が70校を超えており、既に下地のある地域への取り組みとなっている。

神戸市での寄贈導入は、高校と中学でのゴルフの部活動を統括する、一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟と日本ゴルフツアー機構の連携によるもので、中高にゴルフ部のある小学校とその近隣の小学校に、ゴルフの基礎を優しく学ぶことのできるスナッグゴルフを寄贈導入し、そこからゴルフに興味をもった子どもたちが、中学のゴルフ部に進学してもらおうという、子どもたちにゴルフへの線路を敷くための施策だ。

千葉県香取郡多古町の例では、多古高校と多古中学校にゴルフ部があり、市内3つの小学校全校がスナッグゴルフを導入しており、小学校でゴルフに興味を持った児童が、中学進学の際にゴルフを続ける環境が整えられていて、更に大会で活躍するお兄さんやお姉さんの存在が、身近な夢への道筋となってもいる。

そんな新しい取り組みの中で行われた、御影北小学校での実技講習会は、フラフープを活用したアイスブレイク(緊張をほぐすレクリエーション)から始まり、パットやチップショット、そしてフルショットやプロとの実践対決など、45分間の体育授業の中で凝縮して行われた。

参加した児童たちは、来年度の4月からはクラブ活動に参加できるようになるので、この日をきっかけに御影北小学校にスナッグゴルフクラブが作られて、新たなゴルフへの道筋が一本できると、5年後そして10年後に新しいゴルファーが生まれてくる可能性もある。

日本高等学校ゴルフ連盟は今年40周年を迎えて、現在250校ある高校ゴルフ部を更に増加させるべく、引き続き連携した取り組みを進めていく。

  • 日本高等学校ゴルフ連盟40周年記念パーティで挨拶する日本ゴルフツアー機構青木功会長(2019年2月22日)