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アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ 2021

祝・100番目の25歳。誕生日の星野陸也が急ピッチの旅プラン

日大先輩の堀川、阿久津に挟まれて。「みなさんにお祝いしてもらって、25歳になりました!」
星野陸也は開幕前日の12日に25歳になった。
誕生日の2日前には、ちょっぴり早いビッグプレゼントが届いた。

9日更新の世界ランキングで、かっきり100番目。
「PGAから招待状をいただきました!」と、次週20日から始まる「全米プロ」の出場権を獲得して、一気にテンションマックスだ。

旅のプランも急ピッチで立てている。
次週17日・月曜日に出発を決めた渡米から、しばらく日本に帰らないことにした。

「戻ってきても、どうせ隔離で試合には出られない」。
5月24日に、茨城県のザ・ロイヤルGCで行われる「全米オープン」の日本予選も受けられない。
「ならいっそ、そのままアメリカに残って、アメリカで予選会を受けよう」と、決断。

長く日本を留守にする直前に、本大会で爪痕を残して発つつもりで満々だ。
先月の「関西オープン」に次ぐ今年2勝目&シーズン3勝目&通算5勝目なら、7月の「全英オープン」の出場資格も発生する。
「勝ってイギリスにも行きたい」と、思いが加速。

今週の神奈川県・相模原ゴルフクラブとの相性はすでに実証済みだ。同コースで行われた水城高校(茨城県)3年時の関東ジュニアで5打の大差で連覇を達成。
「狭くて、距離もあるし、グリーンが硬くて、速くて相変わらず難しいけど、あのとき確かアンダーパーを出したのは、僕一人だけだったんです。良い思い出があるコースで今度はプロとして、また試合をさせていただけることが本当に嬉しいです」。
高校時の勲章を胸に、週末には今週2個目のビッグプレゼントを自分に贈る。
  • 同じ契約メーカーの稲森さん(右)も誕生日のお祝いに来てくれました。「どうしよう、何もない」って。「使い古しのグローブでいい?」って笑、優しい人です!

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