記事
ゴルフ日本シリーズJTカップ 2019
今平周吾は7位に後退。極寒の最終決戦は「ヒートテック作戦」
最後の18番。1年を通じても、ツアー屈指のパー3で第1打を右にこぼして、ラフからの2打目。「キャリーで、ピンに行かそうとしたのが、ちょっと緩んだ。だいぶ下をくぐっちゃった」と、アプローチで失敗。下りの5メートルを残した。
「3カップくらいのフックライン」。最後、難しいパットは強気で打った。
「パーで終われたのが大きかった」。
北風が吹いたこの日は、スタートの1番と4番で、3パットのボギー。「ちょっとイライラした」という。
それぞれ直後の2番と5番で、いずれも7メートルのバーディパットを奪い返して、バウンスバックは成功させたが「なかなかバーディが来なくて乗り切れなかった」。
もどかしい展開のまま、2日目を終えたが「上は伸びていない。優勝を狙える位置。まだまだいける」。
首位とは3打差。
賞金レースを争う2位のノリスとは、2打差。
ノリスがこのシーズン最終戦で勝てば、今平の順位がどうでも、土壇場でひっくり返される。
「ノリスが勝っちゃうと逆転されちゃう。それは自分の力で抑えたいというのはある。明日ビッグスコアを出したい」。
青木、ジャンボ、中嶋、片山に次ぐツアー史上5人目の2年連続賞金王は勝って決めたい。
体の動きが抑制されて、ショットのキレが悪くなるから、セーターを着てのプレーが苦手だが、今週の寒さを見越して、先週からあえてセーター着用で慣らしてきたが、7日の土曜日は、さらに気温が下がる予報だ。。
「今日、ヒートテックを買って打ってみて、打てればその作戦で行きます。袖は切って、二枚重ねで」。
寒さは増しても、ホットな週末に務める。