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新・選手会長が、五輪前の新規ツアーをPR
7月8日に開幕する同社主催の「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント(茨城県・取手国際GC)」の醍醐味を、社員のみなさんに向けてアピール。集まった400人超の前で、堀川と声を揃えて大会に賭ける意気込みを述べるなど、主催者のみなさんとの懇親と結束を深めた。
東京五輪の3週前に行われる同大会は、プロとアマが共に回って順位を競う”プロアマ形式戦”。米ツアーなら「ペブルビーチナショナルプロアマ」が、お馴染みだが日本では、初フォーマットのトーナメントだ。
昨年11月から、すでにアマチュア向けの出場予選会も各地で行われており本番に向けて、社内でますます盛り上げていこうとされるさなかに、列席のご指名を受けた2プロ。
この日はまず冒頭で、同社の今季の営業目標や販売戦略が発表されるなど、いつものファン向けのイベントとは違い、ピリッとした空気の中で登壇。
「遼さんから選手会長のバトンは受け取りましたが遼さんほどの力もなく、がっかりされる方もおられるかもしれませんが、僕は僕なりのやり方で、盛り上げていかなければと思っています」と、時松が頭を下げれば堀川も「大会を通じ、プロの魅力を少しでも多くの方に感じていただき、男子ゴルフのファンになっていただければ」と、真摯に言葉をつないだ。
大会の競技方式は、予選にあたる7月8日と9日の水、木曜日がダブルス戦。10日の予備日を挟んで11、12日の土、日をシングルスのスクラッチプレーで競う。
「自分もしっかり予選通過を果たしてアマチュアの方に、少しでも長く、楽しい時間を提供できれば」と、時松。
堀川は「約100人のプロが4日間、4人のアマの方と回るとして、400人の方が男子プロのファンになっていただける計算」と”胸算用”。
「もちろん、優勝できるのがベストですけどまずは、ご一緒に回る4人の方が、自分のファンになってくださるように。しっかりおもてなしをしたい」と、今から張りきっている。
日大卒業後もしばらく大学寮にとどまりゴルフ部コーチを務めて今も、オフには現役生と共に汗を流す堀川。後輩の面倒見がよく、この日も隣で、ひとつ年下の新・選手会長をさりげなくフォロー。
「遼さんの後なので、プレッシャーはある」と、ついこぼした時松に「ゲンちゃんが遼さんになる必要はない。確かに遼さんのネームバリューはすごいがゲンちゃんにしか出来ないこともある。ゲンちゃんはゲンちゃんの色を出していけばいい」と、舞台袖で熱く励ます場面も。
この日は登壇前の選手紹介で司会者が「男子ゴルフは人気がない、と言われますけど本当にそうでしょうか?」と、あえて疑問を呈してくださった。男子ゴルフを信じて人気回復のチャンスを与えてくださった主催者の期待にも応えたい。
「大会をきっかけに、ゴルフパートナーさんの売り上げがますます伸びて、男子ツアーも盛り上がり、お互いに相乗効果のような1週間になれば」(堀川)。
東京五輪の直前に、男子ゴルフの結束をお見せできれば。