吉田隼人が６アンダー66をマークして、先週の「TOSHIN CHALLENGE IN 名神八日市CC」に続き好スタートを切った。
今シーズンの吉田は予選通過がわずか４試合で賞金ラインキングは１３２位と低迷している。先週も初日に好スタートを切りながら２日目は77を叩き、予選落ちに終わっている。ただ、少しずつだがゴルフの状態が上向きになっている感覚はあるようだ。

「今日はショットがついてくれたのが良かったです。ノーボギーで回れたのも良かったですね。ゴルフの調子自体はいいのに予選を通らないし、自分で変なミスをしたりして、それでモヤモヤした状態が続いていました。調子は自分の中で悪くないのに、結果が出なかったので今日は報われたと言う感じです」。

吉田はスイング面だけでなくメンタル面でも強化が必要だと考えて、本を読むなどして勉強していたと言う。ただ、ゴルフの内容が悪い状態が続くと、メンタル強化をやっていることの意味がわからなくなってしまっていたと言う。ただ、それも間違いじゃないかと思い直したことでゴルフが上向きになってきた。

「自分の順位だと優勝をするしかないので、それだけを狙って明日も頑張りたいと思います」。
いいスコアが出ることが何よりもプロにとっての良薬になることは間違いない。明日の２日目も強い心を持って、今までのモヤモヤを吹き飛ばすゴルフを展開してもらいたい。

• 吉田 隼人