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「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」中止のお知らせ(4月3日発表)

5月7日から10日に、千葉県印西市の総武カントリークラブ 総武コースで行われる予定だった「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」の開催中止が決定した。

大会主催のアジア太平洋ゴルフ連盟、関西テレビ放送株式会社、三菱商事株式会社、公益財団法人日本ゴルフ協会 等で構成される大会事務局が、4月3日に発表された。

大会事務局では、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ギャラリー、選手、ボランティアのみなさまの安心、安全確保のために慎重に協議を重ねてこられたが、アジアンツアーと日本ツアーの共同主管で行われ、アジアNo.1を決める国際試合である本大会では特に、各国の出入国制限措置が拡大されている現状や、世界的に感染防止に取り組む姿勢を重く受け止め、本年の開催を中止するという判断に至ったという。

大会主催のJGAより経緯の詳細

新型コロナウィルスの感染拡大による男子レギュラーツアーの開催中止は「東建ホームメイトカップ(4月16ー19日、三重県・東建多度カントリークラブ・名古屋)」「中日クラウンズ(4月30日ー5月3日、愛知県・名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース)」に続いてこれで3戦目となった。

なお中止の発表を受けて、昨年覇者の浅地洋佑も以下のコメントを添えた。

<19年アジアパシフィック ダイヤモンドカップ覇者、浅地洋佑のコメント>
「プロ初優勝を果たした思い出深い昨年大会から 1年。ディフェンディングチャンピオンとして迎える本年の大会開催を心待ちにしていましたが、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のために大会が中止となったのはとても残念です。
開催に向けて努力を続けてこられた関係者の皆様にとっても苦渋のご決断であったことと思います。
しかし、この状況ではご来場を お考えいただいたゴルフファンの皆様はじめ大会に関わるすべての方々の安全を第一に考えるのが今できる最善のこと。
気持ちを切り替えて、来年大会で素晴らしいプレーをお見せし、再び全英オープンに出場できるよう、これからも精進を続けていきます。
不安の中で日常生活をおくられている方も多いと思います。
1 日も早くこの混乱が収束し、平穏な日々が戻ることを願うとともに、そのときには
自分も含めプロゴルファー全員がゴルフファンの皆さまを勇気づけ、笑顔になるプレーをすることをお約束します!
来年、笑顔で皆様とお会いできることを楽しみにしています」

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