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elite grips challenge 2019
阿久津未来也がバーディ締めで首位タイ発進!
日本屈指の難コースということに加え、この日は晴天ながら嫌な風が吹き続ける1日となった。そんな中で4アンダー68をマークしてトップタイの好スタートを切ったのが阿久津未来也だ。
3アンダーで迎えた最終18番ホール(パー5)でトラブルにみまわれる。ティショットをバンカーに入れると、レイアップしたセカンドショットは右サイドのラフ。危うく池に入りそうなところで止まってくれていた。そこから3打目を1m弱につけて、見事なバーディでファーストラウンドを締めくくった。
「最後のホールは運がありましたね。とにかく1日3アンダーを目標にしようと決めていました。今日は風が強かったんですけど3アンダーの目標は変えずにやっていました。このコースは飛距離がアドバンテージにならないので、グリーンを外した時の場所などマネージメントをしっかりやらなければならない。今日はそれがきっちりとできたかなと思います」。
阿久津は昨年大会も大会1日目に5アンダー67をマークして好スタートを切っている。しかし、その後は伸び悩み、結果的に15位タイに終わっている。そのリベンジをどうしても果たしたい理由がある。
昨年と同様に今年も知人のゴールデンバレーゴルフ倶楽部のメンバーさんと練習を共にして、コースの攻略ポイントを伝授してもらっているのだ。その恩を優勝という形でどうしても返したいのだ。
先週の試合が終わった後、週末に阿久津は寝違えたことで首を痛めてしまった阿久津。その状態で挑んだツアーの「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」のマンデーは内容は悪くなかったものの通過することはできなかった。その悔しい思いも今週は抱えているだけに、色んな意味で結果を出したいと願っている。まずは明日の大会2日目で優勝を狙えるポジションをキープしたい。なお阿久津と同じ4アンダーのトップタイにはA・ウォンワニが並んでいる。