11月23日(月曜日・祝日)、兵庫県神戸市の神戸しあわせの村運動公園広場で、<第13回スナッグゴルフ関西小学生チーム選手権(一般社団法人日本ゴルフツアー機構など後援)が開催された。日本スナッグゴルフ協会が主催であるこの大会に、今年は9チーム、個人戦の参加者を合わせて54名の子どもたちが参加した。大会の開催にあたっては、消毒やマスクの着用など、新型コロナウイルス感染症対策を講じながらの開催とはなったものの、大会当日は前日の夜の降雨の影響も無く快晴で、時折吹き付ける晩秋の風の冷たさを感じさせないほどに、子どもたちは美しく整備された芝生の上で熱戦を繰り広げた。
今年は全国大会が中止となり、特に6年生の選手はモチベーションとなる大きな目標を失い、気持ちを切り替えることに苦労もあったが、この舞台で自分の練習してきたことを出し切ろうとする気持ちが感じられた。
大会は昨年全国大会予選1位のいぶきスナッグゴルフチームの連覇ならず、塩屋北・播磨南小チームが23ストロークの差を付けて優勝。合同チームではあるが、来年の全国大会予選に向けて前哨戦ともいえるこの大会成績には、各監督は来季のチーム作りの一考となるのではないだろうか。
大会を運営した、兵庫県スナッグゴルフ協会の田中久佐雄さんは「今年の大会は兵庫県内での新型コロナウイルス感染者も増加している中、感染拡大防止対策として様々な対策を考え・実践することで、いつも以上に大変だった。ただ、これだけ多くの参加者に協力していただき、無事に怪我無く終われてほっとしていますし、今日がスナッグゴルフをプレーするのが2回目だという参加者の『楽しい、またやりたい!』という声には、苦労もあったが開催できて良かったという気持ちです。」と話した。
また競技後は大人も参加できるニアピン大会などのスナッグゴルフの催しも行われ、来場者の皆様が1日を通してスナッグゴルフを満喫できる大会となった。
大会成績 9ホール パー36
優勝 塩屋北・播磨南小チーム 132
準優勝 高丸スナッグゴルフクラブ 151
第3位 いぶきスナッグゴルフチームA 155
個人ベストスコア
優勝 三好輝明(播磨南小6年) 24 (カウントバックにより決定)
準優勝 四宮萌彩(井吹東小6年) 24
第3位 吉田ひかり(播磨南小6年) 25
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