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日本プロゴルフ選手権 2004

インスタートの34位から3位タイ浮上、谷原秀人

競技再開が決まって、送迎バスでコースに戻る直前、東北福祉大の後輩・宮里 優作(=右)と談笑する谷原
5時45分から始まった第3ラウンドは、インスタート。ド派手な快進撃は、チップイン イーグルから始ま った。10番で、残り70ヤードの第3打を直接放りこむと、13番から3連続バーディ。 ハーフターンの1番 までにボギーなしの7アンダーをマークして、あっという間に2位タイ浮上。その時点 で、首位のホとは 4打差だ。
「優勝とかより、とにかく今日は長丁場。36ホールを精一杯、まわりきる」と、勢い に乗りかけたとき 、競技は濃霧のため一時中断。「…あれで流れが変わってしまったのは確かです ね」。
そのあと、クラブハウスで待機中に競技は54ホールに短縮されることが決定し、谷原 の逆転はいっそう 難しくなってしまった。
結局、通算7アンダー3位タイフィニッシュ。「36ホール、やりたかった気持ちもある けど、ここ最近 、ずっとパットが悪く、思うようなスコアが出なかった。今日のゴルフで、また優勝 争いできるんじゃ ないか、という感覚が出てきましたよ」。今後につながる、今年のベストフィニッ シュ。昨年のアジア ジャパン沖縄オープンに続く、今季2勝目も遠くない。

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