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サトウ食品NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2004
ドライビングディスタンス2位の井上信が、安定したショットと飛距離を武器に3位 タイ発進!
今季、ドライビングディスタンスで、平均飛距離303.32ヤードで2位につけて いる井上信(まこと)選手が、6アンダー65をマークし、3位タイで快調なスター トを切った。
安定したショットと飛距離を武器に、18番ロングホールでは、セミラフからの残り 187ヤードを、5Iでピン右60センチにつけてイーグル。5つのバーディホール は全て3メートル以内と、ショットの好調さが光った。
インコースからスタートした折り返しの1番ロングホールでは、3打目が同伴競技者 のグリーン上のボールに当たり、グリーン外に弾き出される不運で、アプローチを寄 せきれずにボギーをたたいてしまった。
最終9番ミドルホールでは、フェアウェイセンターから「寄せてやろう!」と意気込 んだショットに力が入ってしまい引っ掛けて、あわや、グリーン左手前の池に落とす ところだったが、幸いにも5メートル手前で球が止まり助かった。このアプローチも 「奥につけることを警戒」してカップ手前5メートルにショートしたが、これをしっ かり沈めてパーをキープし、65でホールアウトした。
今年は、QT4位の資格で出場しており、先の第1回リランキングでは18位に後退 したため、「あと6、7試合しか出場できないから、チャンスを生かしたい」と意気 込みを語った。
今年は、三菱ダイヤモンドカップ、日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップなど で、前半で好位置につけるプレーをしたものの、「4日間戦うことの難しさ」を改め て実感している。グリーンの速さ、グリーンの固さ、ラフの深さなど、環境に適応す るための困惑は続いているが、好発進によりチャンスを生かしたいところだ。