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木下稜介「明日は意地でも伸ばしたい」初メジャーも残り1日(全英オープン3日目)

最高の誕生日週にしよう!!©JGTOimages
初メジャーの決勝ラウンドで、ムービングデーの上昇を期した木下稜介はこの日もせっかく快晴のリンクスコースで序盤、もたついた。

「ショットの手応えは、今日が一番よかったですが」。
グリーンに乗せても、ピンが遠い。

「今日は、ピンポジションが厳しいところに切ってあった。つけるところによっては2つくらいのマウンドを越えて、凄い曲がるラインとか。タッチを合わせるのがものすごく難しかった」。

2番で3パットのボギーが先行した。
4番では第1打が左のラフに入り、乗らず、外からパターで寄らずにまたボギーを打った。

7番の2打目は、左サイドの背の高いラフから出しただけ。4オン3パットのダブルボギーも叩いた。

やっと調子が出てきたのは折り返しの10番だった。
フェアウェイからの2打目が傾斜とスピンでピン4メートルに寄った。この日最初のバーディが来て「悪い流れを断ち切れた」という。

14番では、手前からのアプローチをピンそばに寄せ、2つ目のバーディを奪った。
グリーンを外した16、17番共にパーでしのいでいよいよ最後、18番の長いバーディトライは入らなくとも距離感はぴったりだった。

3日目は2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「72」。
通算スコアは3オーバーで、最終日に向かう。
「今日はスコアを伸ばせなくて残念だったので。明日は意地でも伸ばしたい」。
バースデーウィークの仕上げは入念に!!

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