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バンテリン東海クラシック 2021

新ホストプロのつとめ。星野陸也が執念の予選通過

ホっ…©JGTOimages
思わず胸に手を当てた。星野陸也の最終18番。
通算イーブンパーの50位タイで、決勝ラウンドに進んで賞金2位が天を仰いだ。

この日は、アマ連勝がかかっていた同組の中島啓太さんがスタート前に腰痛で棄権をした。
同様の状況で、石川遼と突如、2サムラウンドになったのは、今年8月の「Sansan KBCオーガスタ」の3日目。

あの日は、互いに飛距離で楽しく競い合ったが特に星野には、大事な予選通過がかかった三好でそうはいかない。

地元名古屋に本社を置く興和株式会社が新主催者をつとめる本大会で、開幕に合わせて自身初の所属契約を発表。

「一番は優勝。でもまずは予選通過」と、前日初日に2オーバーの73位と出遅れた分を挽回するので精一杯。

「今日も後半、緊張しながらのプレー」と、カットラインを行き来していたから、安堵も大きい。
「今日も、遼さんとやらせてもらって回りやすかった」と、笑顔でグータッチを交わせたのも嬉しかった。

呪縛を解かれた新ホストプロ。
「明日からは緊張も無くなる。この2日は守りに入っていた部分もあったけど、明日からは思い切って。首位と差はあるけど5アンダーを目標に」。
週末の上昇を誓った。

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