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日本オープンゴルフ選手権競技 2021

木下稜介「可能性はゼロではない」大逆転Vで再び賞金1位へ

z奈良県ジュニアのみんな、今日も見ててね!©JGTOimages©JGTOimages
2位と5打差で首位を快走する。”怪力ノリス”を止めるためには、誰もが最終日の超ビッグスコアを要する。

3日目の「67」で、4位タイまで上がってきた木下稜介にはなおさらだ。

通算11アンダーはノリスと7打差。
「前半で4つ、5つ伸ばして…8アンダー以上は必要」と、腕をまくる。

大会は2年ぶりの有観客試合で行われている。
会場の琵琶湖カントリー倶楽部は地元の奈良県からも近く、3日目はかつて自身も腕を磨き、プロになってからは、同郷の谷口徹と一緒に講師として教える県ジュニア主宰のスクール生たちが応援に来てくれた。

「いいところを見せようと、それが本当に力になって。ピンチもありましたがいいスコアで上がれた」と、教え子たちの前で最終日にかろうじてチャンスを残せた。

「差は開いていますが日本オープンで、このセッティングですし、可能性はゼロではない」と、気迫がみなぎる。

優勝賞金は国内最高の4200万円。
現在、賞金3位。
同1位のチャン・キムとの差額はわずか340万円ほど。

ツアー初優勝を5年シードで飾った今年6月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」に続く日本タイトル2勝目(通算3勝目)なら3週ぶりに返り咲く。

これ以上ない筋書き。
「メジャー2勝目を日本オープンで飾れることはゴルフ人生のキャリアの中でも素晴らしい1年になる」。
栄光のタイトルで、夢の賞金王も引き寄せる。

最終日の模様はNHK総合で13時5分から…!

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