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水谷さんに「パワーをもらった」星野陸也は初日の第1打者に(東京2020)7月27日

光栄です©IGF
自国の代表として、なんとも栄誉な機会が用意された。
27日に、大会初日のペアリングが発表され、星野陸也は第1組の一番目に組まれた。

記念すべき開幕最初の第1打を打つことになった。

松山英樹と共に登壇したこの日の事前会見でも海外メディアから、その質問が飛んだ。

「1番ホールのフェアウェイは狭いので、最初のティショットを打つ緊張感がありますが、しっかりフェアウェイキープできるように、いいティショットが打てるようにスタートしたい」と、笑顔で答えた。

中学時代は卓球部に所属。
コロナ禍の自粛時には卓球台を購入し、ゴルフとの相関関係を研究した。

この日の会見前夜には、憧れの水谷隼さんが、伊藤美誠さんとの混合ダブルスで、日本卓球界初の金メダルを獲得。

「凄く嬉しかったので。自分もパワーをもらって、刺激を受けて、一緒に頑張ろうという気持ちです」。

小さいころからあこがれてきた夢の舞台。
選考直前の追い上げで、代表入りを果たした。

「ゴルフが前回大会から復活した時から出場したいと思っていましたし、母国での開催に出場できることは、大変嬉しく、光栄に思っています」と改めて、喜びを噛みしめ、「普段の大会とは違った緊張感があると思う。まずはメダル獲得を目指して頑張っていきたい」と、力を込めた。

日本ツアーでも屈指の飛ばし屋で、現地予選を突破して初出場を果たした6月の「全米オープン」では予選通過を果たして、26位につけた。
「その中でももっと上位にいける感じもあり、自信がつきましたし、世界のトップ選手の中でも、持ち味を生かせたのかなと思っています」と、話す。

「飛距離に関しては、海外の方にも負けないと思うので。そういう部分を活かしていいプレーをお見せできるように頑張りたいと思います」。
ベルギーのトーマス・ピータースと、オーストリアのセップ・ストラカとの7時30分の第1組で、トップバッターから出る初日。
歴史的な開幕を告げる最初の第1打でさっそく豪打をアピールだ。

東京2020・男子ゴルフ初日の組み合わせ

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