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木下稜介は+1で誕生日の予選通過濃厚。永野は+2、稲森+16
スタートから気合が入った。
ピンそばのチャンスでさっそくひとつ奪い返すと、8番では7メートル超をしのぐなど、パーを重ねて好機を待った。
10番、11番で連続ボギーを打ったが13番で1メートル弱のチャンスを逃さず、14番の連続バーディで再び圏内へ。
通算1オーバーで迎えた18番をパーで上がると、初メジャーで初の予選通過を確信。何よりのギフトに抑えきれない笑みが広がった。
永野竜太郎は現状、予選通過には厳しい通算2オーバーで終った。
前日初日は1イーグル、2ボギーのイーブンパーでまとめていた。
この日も序盤は安定したゴルフを続けていたが、8番で深いバンカーから出すのがやっとのボギーを打つと、10、11番でも貯金を吐き出し通算3オーバーまで落ちた。
12番で約5メートルを沈めてひとつ奪い返したが、そこからジリジリと18番へ。
フェアウェイから3メートル強のバーディチャンスにつけたが、最後の好機を逃した。
でも、「こちらに来てから打ち方を変えたとか、クラブを変えたというのもない。日本でやってたことが、実際にこちらでもやれている」と、永野。
5月の「ミズノオープン」2位で乗り込んだ33歳の初メジャーだった。
「ショートゲームや飛距離でも、そこまで圧倒されなかったし、世界の舞台でやっても悲観的ではなかった。その部分では自信になった」と、生き生きと話した。
そのほか、通算16オーバーで2日目の競技を終えた稲森佑貴の予選通過は絶望的となった。
金谷拓実と星野陸也は第2ラウンドをプレー中。