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星野陸也がアプローチ合戦の賞金を寄付
大会主催の九州朝日放送(KBC)のチャリティ基金「水と緑のキャンペーン」を通じて、新型コロナウィルス対策支援と、九州各地の災害復興支援に充てていただくことになった。
前回覇者の比嘉一貴をはじめ、16年大会優勝の石川遼や、賞金2位の木下稜介ら、強者揃いの寄せ合戦で、星野が2番目に打ったバンカー越えの50ヤードはカップイン寸前の14センチ。
五輪代表の強烈な一撃に、闘う前から降参した他5選手が、早々に退散する素振りを見せたほど。
司会進行役のゴルゴ松本さんに圧勝の感想を聞かれた時には、上機嫌のマイクフォーマンスで「コロナが収まったらみなさんにご飯をご馳走します!」と悦だったが終了後、すぐ二木清彦(ふたつぎ・きよひこ)大会実行委員長に謹んで賞金目録を返納して、「ぜひチャリティでお役立ていただければ」。全額寄付を即断していた。
コロナ禍での2年ぶりの開催でも、大会テーマに掲げる「ゴルフ×音楽」「ゴルフ×アウトドア」「ゴルフ×グルメ」などなど、様々な趣向を凝らして今年4度目となった有観客試合を盛り上げてくださった。
「コロナだけでなく、今年の夏も大雨が続いたり、本当に大変な中で、大会を開催してくださった主催者のみなさまに、心からお礼申し上げたいです」と、改めて頭を下げた星野。
現在1位で牽引する賞金レースも2位の木下とはわずかに377万5587円差。
「最後に1番でいられるように、秋からさらに気合を入れて頑張っていきたいと思います!」。
今冬こそサンサンと、一番星に輝く。