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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2021
さすが日本代表! 寄せコンテストで星野陸也が優勝
6人出場中、2番目の打順で、なんとピンそば14センチにつけると、戦意喪失した他5選手が、早々に会場の18番グリーンから退散する素振りを見せたほど。
賞金の30万円を獲得して、「言葉を失うほどのべたピンでした」と、プレゼンターの二木清彦・大会実行委員長も脱帽させた。
土曜日の恒例イベントも、コロナ禍で2年ぶりの開催だった。
毎年、オープニングはまずご当地アイドルのミニコンサートで盛り上がるが、残念ながらそちらは今年は中止に。
破れた選手たちには二重の戦意喪失だったが、2位の中西直人も74センチにくっつけた。
海外から帰ったばかりの木下稜介が3位で、2メートル12センチ。
18年大会から3回連続の寄せNO.1を狙った石川遼も2メートル43センチと健闘。
前回の大会覇者の比嘉一貴は2メートル66センチだった。
新人の清水大成は、最下位に終わったものの、2メートル75センチと、暑い中、観戦してくださったギャラリーの前で、みな3メートル圏内に寄せるハイレベルの戦いを見せた。
優勝した星野は感謝を込めて、全額チャリティで役立てていただく意思を示している。
本戦では、同組の石川遼と飛ばし対決でも再三のオーバードライブを見せて、大ギャラリーを楽しませたが、内容は6バーディ1ボギーの「67」。首位と2打差の3位タイにつけた石川には1差の通算10アンダー、7位タイだった。
「遼さんに負けないぞという気持ちはあったんですけど、今日、スコアは1打負けてしまったので。明日は負けないように」と最終日は組が離れても、頂点を目指して火花を散らす。
東京五輪後のシーズン4勝目に向けても絶好の位置。
前回の19年大会は、2位だった。
「明日は優勝目指して頑張りたいと思います」。
最終日こそ、代表の維持を見せる。