講習予定時間の15分前に学校に着くと駐車場で先生がすでに待ってくれていた。教頭先生と職員室で話をしていると「3年生全員校庭に集合」との放送が流れ、3年生47名、担任の先生2人との講習が始まる。
最初に「ゴルフをやったことのある人」と聞くと10～15人ほどが手を上げた。ゴルフコースが多い小野市だからか意外と経験者が多い。
講習が始まると、最初から元気のよい生徒ではあったがパワー全快。講師が声を張り上げ講習を行うが、広い校庭なので声が届かないほど。
女の子の生徒が意外なほどうまい。また、みるみるうちにうまくなる生徒を見て、小さなときからスポーツを始める大切さを実感する。
1時間半基本練習をした後、休み時間をはさみコースプレイを行う。校庭に４ホールつくり、即席「大部小学校カントリークラブ」ができあがった。
グループごとのスコアをつけ試合をする。緊張してか最初はみんな先ほどの練習のようにうまくいかない。しかし慣れてくると声を張り上げゴルフを楽しんでいた。途中から雪がちらつきはじめたが子供達は全く気にしなかった。
各グループのよいショットだけをとるスクランブル方式であったが、3組が2アンダーで回ってきたのには驚いた。
授業時間を3時間（実質2時間半）使っての講習はまたたくまに終わり、もっとやりたいと言う生徒が数多くいた。道具をみんなに手伝って片付けている時、何人のも生徒が「一緒に給食食べませんか」と誘ってくれた。そして講習を終了した。