記事

磐田市立長野小学校(静岡県)にてスナッグゴルフ講習を実施(11月30日)

長野小学校は、サッカーJリーグでお馴染みの、ジュビロ磐田のホームタウンとなる 磐田市にあり、サッカーの盛んな市で、今回のスナッグゴルフ・コーチングセット寄 贈企画に申し込み選考され、この日の講習会を迎えた。


鈴木志保美プロのお手本ショット


静岡県では既に、隣接する森町の小学校4校が、今年1月に財団法人日本ゴルフ協会 (JGA)からの寄贈を受けて、スナッグゴルフを導入し、6月には予選会を実施 し、優勝した森町立三倉小学校(周智郡)が7月のスナッグゴルフ対抗戦JGTO カップ(全国大会)に出場し、12校中6位と初出場ながら健闘をした。

今回の導入には、ゴルフに理解のある永井喜代志校長先生をはじめ、磐田市ゴルフ協 会の宮本魏久会長の支援があって、具体的な活動計画が検討され、実施にこぎつける ことができた。


グリップを確認


講習は、2部制に分かれて、前半に1年生と2年生の希望者15名、後半に3年生か ら5年生の希望者16人が参加して、社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA) ティーチングプロの鈴木志保美プロの指導のもと、磐田市ゴルフ協会の宮本会長、鈴 木宏治さん、静岡県ゴルフ協会の阿部和生さんの協力を得て行われた。

パッティング、ピッチング、フルショットを体験した後、コースプレーの方法の説明 を行い、約40ヤード程のシートホールを1ホールだけ設定して、永井校長先生と鈴 木志保美プロが対戦を行った。子供たちはそれぞれの応援につき、鈴木プロがパー パットを残した状態で、校長先生がバーティパットをフラッグにくっつけ、子供たち は校長先生を尊敬の眼差しで祝福した。


フルショットを体験


磐田市には11の小学校があり、磐田市ゴルフ協会の宮本会長によると、「今後は、 地元の信用金庫や体育協会から、スナッグゴルフ・コーチングセットの寄贈計画があ り、少なくとも3つの小学校には導入できるだろう」と語り、磐田市はサッカーの盛 んな市から、ゴルフの盛んな市へ変わる可能性もある。また、隣接する森町との交流 会も考えられ、今後の活動が期待できそうである。


左から鈴木宏治さん、永井校長、
鈴木志保美プロ、宮本会長