記事

宍戸ヒルズCCと静ヒルズCCにてスナッグゴルフ親子大会を開催(8月6日)

UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ及びスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全 国大会が開催された宍戸ヒルズカント リークラブと、全国小学校ゴルフ選手権が開催される静ヒルズカントリークラ ブにて、スナッグゴルフ親子大会(笠間市教育委員会、常陸大宮市教育委員会後 援、社団法人日本ゴルフツアー機構等協力)が開催された。

この親子大会は、「豊かな自然の中で遊び、ゴルフを通じた青少年の健全育成と、親 子の会話・絆を深めることにより、明るく豊かな街づくりに寄与することを目指 す。」という開催主旨で、各ゴルフ場の主催で行なわれ、宍戸ヒルズと静ヒルズの近 隣に在住する親子が参加した。


山田雄太くん親子ペアの優勝スピーチ


宍戸ヒルズと静ヒルズ近隣では、すでに多くの小学校がスナッグゴルフを導入してお り、今回は導入小学校を通じて参加募集を行い、8月5日(土)の宍戸会場では29組の親 子が、8月6日(日)に行なわれた静会場では20組の親子が、それぞれ参加した。 昨年始めて開催された宍戸ヒルズでの親子大会は、定員を上回る人気だったために、 今年は日程と会場を2つに分けて実施された。


優勝した金澤準太くん親子ペア


2003年から森ビル株式会社、宍戸ヒルズカントリークラブ、静ヒルズカントリークラ ブ、そして当機構で計画して始めた、スナッグゴルフを通じた青少年の健全育成の活 動は、昨年までに35校の小学校へのスナッグゴルフ導入を実現し、審判員を伴わない という独特なゴルフの魅力により、子供たちには社会で役立つための道徳観を養って もらうことを主眼に活動を推進してきている。


ホールインワンをした鶴田佳樹くんとお父さん


大会は、9ホールをプレーしての合計ストロークで競われ、同スコアの場合には児童 の年令が低いチームが上位となるルールで、ティショットはすべて児童が打ち、2打 目以降は交互で打つという1ボール方式で行われ、子供のショットをお父さんお母さ んがつなぎ、お父さんお母さんのショットを子供がつないだ。

宍戸ヒルズ会場で優勝したのは山田雄太くん親子ペア。雄太くんは笠間市立宍戸小学 校の全国大会出場選手で、宍戸小学校が全国3位という成績を残すことができた原動 力となった。今回はお父さんとペアを組んで参加。


鶴田佳樹くんのイーグルパット


軟式野球とスナッグゴルフを楽し む雄太くんはお父さんのプレーを「少し格好良かった」と照れながら話し、お父さん は、「平日は仕事で子どもと接する時間も少ないが、楽しかった」と振り返った。 静ヒルズ会場では、金澤準太くん親子ペア優勝した。準太くんのお父さんはスピーチ で、「親子で出場できることに意義があり参加したが、優勝できてうれしい」と話し た。

また宍戸会場では、塩田翔悟くんが3番ホール24ヤードにてホールインワンを達成し た。

今回の親子大会では、お父さんだけではなく、お母さんの参加や、おじいちゃんの参 加も目立った。

おじいちゃんと参加した鶴田佳樹くんペアは、9番ホール85ヤードのパー5にて、佳樹 くんがしっかり打ったティショットを、おじいちゃんが見事な2オンをさせて、イー グルパットを佳樹くんがくっつけて喜びを分かち合った。

ゴルフは親子のみならず、祖父母も交えた3世代交流もできるスポーツ。この大会を 通じて多くの親子が夏休みを満喫した。この大会に参加した親子や家族の夕飯での団 欒のひとときのはずんだ会話が想像できそうである。