本年度に導入される11小学校のうち、先陣を切って実技講習が実施されたのは、水戸 市立稲荷第一小学校。
休み時間を終えて児童たちが校庭に飛び出してくると、「こんにちは。よろしくお願 いします」と元気の良い挨拶が行なわれ、実技講習が始まった。 この日の講習は、社団法人日本女子プロゴルフ協会ティーチングプロの桐林宏光プロ の指導により、3年生52名が参加して行なわれた。
まずコースプレーの仕方をレクチャーするため、桐林プロと代表児童による実践プ レーが行なわれた。校庭に石灰で書いたグリーンの円にフラッグを立てての二人の対 戦は、プロのチップインバーディで児童たちからは歓声があがった。
続いて、パッティング、チップショット、フルショットの基本指導が行なわれ、あち らこちらで楽しそうな声がはずんだ。
とても元気で前向きな児童たちは、平山洋美校長先生をはじめ、先生方の愛情あふれ る指導によるものだが、特に白土淳教務主任の指導が子供たちをまっすぐ育てている ようだ。
職員室への入室の仕方、挨拶の仕方など、社会に出ても恥ずかしくないように児童た ちへの指導を行っており、挨拶やお礼を積極的に行なっていた。 講習が終わったあとも、「楽しかった」と心にある素直な気持ちを多くの児童が自ら 表現した。
今回の稲荷第一小学校を皮切りに、年内に11校での実技講習が行なわれる予定。
<本年度スナッグゴルフを導入する水戸市内の11小学校>