阿久津くん
前日の夜から記録的な激しい雨と強い風によりコースコンディションの悪化が危惧されたが、早朝からのコース管理スタッフの必死の復旧作業により無事に時間通りのスタートとなった。
本日は天候が一転し小春日和のもと、それぞれのカテゴリー(1・2年男女混合/3・4年男子・女子/5・6年男子・女子)に分かれ131名の小学生によって争われた。また、スーパージュニア8名(未就学児)は本コースに隣接するパー3コースにおいての競技が行われた。
パッティング
競技自体は午前中に於いては冒頭の通り小春日和であったが、午後からは風が激しく吹き、遅くスタートした高学年の選手らはタフなコンディションでスコアメークにより過酷さを増すこととなった。しかし、その中で5・6年男子の部で優勝した阿久津未来也くんのスコア74(+2)は圧巻そのもの。その後、中学校に進学する阿久津くんの名前の通り、「未来」に大きく期待したいところだ。
アテスト
なお、今大会の各カテゴリーの3位までに入賞した選手にはそれぞれのメダル(金・銀・銅)と横尾が契約するブリヂストンスポーツ(以下BSP社)から(社)日本ゴルフツアー機構を通じてボールが授与された。これは今季8月シーズンからBSP社の「ツアーステージ」を使用するプロらによって、バーディ数に応じたボールのチャリティ活動を行っている。そして、今大会に於いてもジュニア育成を目的とする事から今回のチャリティと相成った。
ホストプロである横尾は、表彰式でのスピーチでこう語った。 「父兄の方々がキャディをする大会はあまりありません。この大会を続けていくことでもっともっと親子の関係を深いものにして、ゴルフだけではなく勉強や親孝行をしましょう。」 また、この大会の開催コースでもある静ヒルズカントリークラブのコース設計者でもある中嶋常幸からは彼らに対してこのようにコメントが届けられた。
「ゴルフはスコアではなく、楽しもう!ゴルフを通じて友達をたくさん作ろう!」 横尾や中嶋のその言葉通り、彼らはゴルフをコミュニケーションツールの一つとしてたくさんの出会いや楽しみを感じ取った一日となったであろう。
また、各カテゴリーの優勝者は以下の通り。
※カッコはヨミカナと学年・未就学児は年齢
【1】 | 1・2年男女の部(2,951yds/Par72) |
斉藤優作(サイトウユウサク)くん(2年)72ストローク | |
【2】 | 3・4年男子の部(5,623yds/Par72) |
河田丈一郎(カワダジョウイチロウ)くん(4年)85ストローク | |
【3】 | 3・4年女子の部(4,323yds/Par72) |
塩屋 恵(シオヤメグミ)ちゃん(4年)75ストローク | |
【4】 | 5・6年男子の部(6,334yds/Par72) |
阿久津未来也(アクツミキヤ)くん(6年)74ストローク | |
【5】 | 5・6年女子の部(5,623yds/Par72) |
飛田愛理(トビタエリ)ちゃん(6年)79ストローク | |
【6】 | スーパージュニアの部(1,087yds/Par54) |
河内勝行(カワウチカツユキ)くん(6歳)62ストローク |