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勝紀杯第7回スナッグゴルフ大会を武庫ノ台ゴルフコースで開催(1月6日)

7回目の開催を迎えた勝紀杯スナッグゴルフ大会は、冬晴れの下、兵庫県神戸市北区 にある武庫ノ台ゴルフコースで行なわ れ、ペア対抗戦に25組50名、小学生対抗戦に51名、小学生以外を対象としたオープン 競技に27名の計128名が参加して盛大に開催された。

遠方からは島根県から観光バス をチャーターしての参加もあった。また今回より、スナッグゴルフは3世代、4世代で も一緒にプレーできるスポーツであることから、年代に関係ないオープンの部も設けられた。


大会前のボランティアミーティングで
高橋プロから挨拶


武庫ノ台ゴルフコースは小高い山の頂にあり、雄大な北摂連山を借景に、名匠、上田 治氏が羽束山を望む形で設計された、伝統ある関西屈指のパブリックコースで、今年 で42年目を迎える。朝もやの中に浮かぶ周囲の山々は幻想的で、日中は静粛な中に鳥 のさえずりが聞こえる環境豊かなコース。

更に高橋勝成プロのアドバイスにより、生い茂った木々が整えられ、この数年でこれ らの景色が一変し、最高のロケーションを誇る。


スタート前に参加者全員で記念撮影


この大会は、高橋プロの次男、勝紀くんの名前を冠した大会で、第1回大会は勝紀 くんの誕生日である1月9日に行なわれ、以後毎年2回、夏と冬に開催され回を重ねて きた。

手探りで始めた大会は、多くの方々に支えられて、沢山の支援と注目を集める大会に 成長している。何よりも運営スタッフは心からの応援をしてくれている。 その中心となっているのが、ゴルフトーナメントボランティア有志の会の皆さん。


ペア対抗戦では親子が力を合わせてプレー


シーズン中は全国のプロゴルフトーナメントに出向いては、スコアラー、ホールマー シャル、スコアボードなどの業務にあたり、シーズンオフも高橋プロの活動に賛同し て、ボランティアさん同士が声をかけあい、率先して参加して運営に携わってくれて いる。この日も30名を越える方々が応援にかけつけ、スコアラーや集計業務に精を出 した。

高橋プロの大会への想いは一貫している。 それは子供たちに健康でいてほしい、そして健康で楽しく遊んで欲しい、というもの だ。


特設コースはティグラウンドも活用された


幼くして旅立った勝紀くんと楽しんだスナッグゴルフを通じて、社会に貢献する活動 を推進する高橋プロの想いでもある。

この純粋な想いに賛同し、武庫ノ台ゴルフコースでは、日曜日にもかかわらずお客様 のプレー予約を制限し、この日は子供たちのために開放された。そして更には、ゴー ルデンウィーク最終日の今年の5月6日(火)に、有馬ロイヤルゴルフクラブ・ノーブルコース の18ホールを開放してのイベントも計画されているという。


スコアカードは勝紀くんのイラスト入り


ゴルフ場としては営業を優先して考えるのが普通であるが、高橋勝成プロの熱意は多 くの人々の心を動かし、これまでは考えられなかったことを実現しつつある。

高橋プロは閉会式で、この大会は競技ではありながらスコアや結果にとらわれず楽し んでもらうために開催しており、大人のみなさんは子供が進むべき大きな道を開くた め、礼儀やマナーを小さい頃から教えてあげて、子供たちがこれから大人として、こ れから社会人として生きていくために見守ってほしい、と挨拶。


ホールアウト後にはぜんざいが振舞われた


ゴルフの成績に左右されず健康で楽しく遊んで欲しいという願いを込めた。


昨年の冬の大会は、天国の勝紀くんのいたずらか、雪のために順延となり3月に延期開催されたが、今回は好天に恵まれて、沢山の参加者が冬休み最後の日曜日を青空の 下で満喫し、明日からの3学期を向かえる。


<各部門の成績上位/パー36・幼児396ヤード、小学生・女性497ヤード、中学生以上 636ヤード>


ペア対抗戦の部
優勝 中山雄斗くん中山昌久さんペア 34ストローク
2位 久賀幹太くん久賀俊之さんペア 34ストローク
3位 横山琢都くん福田勝さんペア 36ストローク

小学生1・2年生の部
優勝 浅井勇志 尼崎市立立花南小学校2年生 35ストローク
2位 大塚百恵 神戸市立塩屋北小学校2年生 38ストローク
3位 松田彩花 安来市立赤江小学校2年生 39ストローク

小学生3・4年生の部
優勝 友野良修 播磨町立播磨南小学校4年生 30ストローク
2位 大野知輝 播磨町立播磨南小学校4年生 33ストローク
3位 永田悠太郎 島根県安来市立赤江小学校3年生 33ストローク

小学生5・6年生の部
優勝 永田詩織 島根県安来市立赤江小学校5年生 27ストローク
2位 斎藤諒 尼崎市立水堂小学校5年生 29ストローク
3位 山口大智 神戸市立有瀬小学校5年生 30ストローク

オープン競技の部
50才以下 北川秀子(46才) 29ストローク
60才代 大前均(60才) 29ストローク
70才代 妹尾義雄(70才) 32ストローク
80才代 山西安一(82才) 42ストローク


* 同ストロークの場合は9番ホールからのカウントバックによる

<勝紀杯スナッグゴルフ大会の概要>
主催:Kat's Kids Club(高橋勝成プロ)
後援:社団法人日本ゴルフツアー機構、日本スナッグゴルフ協会、NPO法人日本ジュ ニアゴルファー育成協議会
協力:ゴルフトーナメントボランティア有志の会、南兵庫SNAGゴルフ普及委員会、
株式会社関電アメニックス・武庫ノ台事業部・尼崎テクノランド事業部、株式会社山 一エンタープライズ、株式会社尾上ゴルフセンター、株式会社ヨコオゴルフ 協賛: 大塚製薬株式会社、コクヨC&T株式会社、有馬ロイヤルゴルフクラブ、有限会 社ダイレクト、社団法人鳴尾ゴルフ倶楽部


◎高橋勝成プロに関連した情報はこちら


ペア対抗戦の部の入賞者

優勝者には青木功プロが世界殿堂入りした
ことを記念して作られたジュニア用
キャディバックがプレゼントされた



小学生1・2年生の部の入賞者

小学生3・4年生の部の入賞者



小学生5・6年生の部の入賞者

オープン競技の部の優勝者



閉会式で参加者にメッセージを贈る高橋プロ

子供たちにサインする高橋プロ



ゴルフトーナメントボランティア有志の会の皆さん