実際のグリーンを使用してのコースプレー
1年生から5年生の児童17名によるスナッグゴルフ大会は、静ヒルズ CCのパー3コースに設置された6ホールのスナッグゴルフ特設コースを利用して行 なわれ、常陸大宮市の職員や体育指導員などが各組に随行して、スコアカードへの記 入の仕方や、マークの仕方などの指導を行いながら、児童たちは実践プレーを体験し た。
グリーンでは傾斜とスピードに頭を悩ました
これまではフェアウェイに設置されたグリーンの経験だけだったため、実際のパー3 のグリーンはスピードも速く傾斜もあり、グリーン上で苦戦する子供たちが多かっ た。しかし、順応性の高い児童たちは、慣れてくると曲がる幅を大きめに読むなど、 頭を使ったゴルフに切り替えて楽しんだ。
大会の表彰式と兼ねて行われたスナッグゴルフ教室修了式では、一人ひとりに修了証 が手渡され、児童たちは満足げに証書を受け取った。
スコアカードは自分で記入し自分で提出
常陸大宮市の坂本忠夫教育長は、ゴルフによる子供たちのコミュニケーション能力効 果に期待を寄せており、引き続き積極的な取り組みを行なっていく考え。
また、昨年 末に新たに市内の6つの小学校にスナッグゴルフが導入され累計11校に導入がされて いることもあり、今回の教室の実施により、今後の普及と活動が楽しみである。
大武哲雄生涯学習課長から修了書が手渡された
また、常陸大宮市では昨年の8月4日(土)に、教育委員会の主催によるスナッグゴルフ指導者講習会や、 親子大会が行われるなど、既に今回の教室の基礎となる取り組みが行なわれた実 績もある。
参加者全員と教室の指導にあたった
体育指導員の方々による記念撮影
宍戸ヒルズカントリークラブ及び 静ヒルズカントリークラブの近隣の小学校に、スナッグゴルフを導入して頂く活 動は2003年から始まり、昨年末までに茨城県内で累計57校の小学校(全国では138校) に導入がされており、笠間市や那珂市、そして常陸大宮市をモデル地域として、益々 の普及と活動が期待される。