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宍戸ヒルズカントリークラブにて新学期に向けた指導者講習会を開催(3月23日)

東京で桜の開花が宣言された3月22日(土)に、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ で、笠間市教育委員会と連携しての、新学期に向けた指導者講習会が開催され、市内 の小学校の先生方10名が参加した。

宍戸ヒルズカントリークラブの敷地内には多目的広場があり、UBS日本ゴルフツアー 選手権宍戸ヒルズの大会週には地元のお祭りが開催され、それ以外の時には、地元の 小学生たちがスナッグゴルフの練習にやってくるという環境が用意されている。



この日の講習では、前半はスナッグ用具が子供たちに判り易く作られていて、色や形 でビジュアル的に指導ができることの解説の他、スイングの振り幅を時計の文字盤に 例えて指導するポイント等の説明が行われた。また、広場に特設の3ホールを作り、 実践プレーも体験した。



そして後半はクラブハウス内で、子供たちがゴルフをプレーすることによる効果につ いての解説が行なわれた。

まず、スナッグゴルフの小学校導入活動は、ゴルフの上手な子供を作ることが目的で なく、青少年の健全育成が最大の目的であり、審判員が自分自身でエチケットとマ ナーを重要視するゴルフというツールを活用して、生きるための力、つまりライフス キルを習得してもらえることを目指していることを解説。



また、ゴルフは相手への尊敬と思いやりが第一義で、自分はその次というスポーツな ので、子供たちにゴルフの指導をしながら、打順を守ること、相手が打つときには静 かにすることなど、相手への配慮について、ゴルフと生活を重ね合わせながら指導す ることの解説などが行なわれた。

笠間市内の各小学校では、新学期から全国大会を目指した練習が始まる予定で、地元 のゴルフ場、小学校、教育委員会が協力し合っての活動が始まる。