この日の講習では、前半はスナッグ用具が子供たちに判り易く作られていて、色や形 でビジュアル的に指導ができることの解説の他、スイングの振り幅を時計の文字盤に 例えて指導するポイント等の説明が行われた。また、広場に特設の3ホールを作り、 実践プレーも体験した。
そして後半はクラブハウス内で、子供たちがゴルフをプレーすることによる効果につ いての解説が行なわれた。
まず、スナッグゴルフの小学校導入活動は、ゴルフの上手な子供を作ることが目的で なく、青少年の健全育成が最大の目的であり、審判員が自分自身でエチケットとマ ナーを重要視するゴルフというツールを活用して、生きるための力、つまりライフス キルを習得してもらえることを目指していることを解説。
また、ゴルフは相手への尊敬と思いやりが第一義で、自分はその次というスポーツな ので、子供たちにゴルフの指導をしながら、打順を守ること、相手が打つときには静 かにすることなど、相手への配慮について、ゴルフと生活を重ね合わせながら指導す ることの解説などが行なわれた。
笠間市内の各小学校では、新学期から全国大会を目指した練習が始まる予定で、地元 のゴルフ場、小学校、教育委員会が協力し合っての活動が始まる。