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千葉地区予選会は成田市立加良部小学校が初優勝(6月1日)

今年で4回目となったスナッグゴルフ対抗戦千葉地区予選会は、前日までの雨がうそ のように晴れ渡り、さわやかな初夏の天候のもと、千葉県印西市の総武カントリークラブ総武コースで開催され、 成田市立加良部(からべ)小学校が初優勝し、2位の多古町立多古第二小学校、3位の多 古町立久賀小学校とともに、全国大会への出場権を獲得した。

印西市から毎年出場していた大森小学校は、2打及ばず全国大会への出場権を逃し た。


前年度優勝の横芝小学校が
選手宣誓を行なった


大会には、サントリーオープンでの社会貢献活動の一環として寄贈され導入した印西 市の5つの小学校、JGTOからの全国寄贈により導入された、横芝光町立横芝小学校、 成田市立加良部小学校、成田市立橋賀台小学校、スナッグゴルフが日本に伝わった初 期より、町ぐるみで導入している多古町の3つの小学校の計11校が参加して行なわれ た。


スタート前には自己紹介と握手が行われた


優勝した成田市立加良部小学校は、昨年、JGTOによる全国寄贈により導入された小学 校で、12月に初めて実技講習会が行なわれて以来、毎日の練習を続けてきた。

小学校の目の前にある市営の芝生の公園を、事前の申請により借りきり、スナッグゴ ルフの朝練習が毎日行なわれたそうだ。



この熱血指導の指揮をとるのが、澤田安男校長である。 澤田校長は、一昨年まで印西市立大森小学校に在籍しており、当時、大森小学校を全 国大会に導いた実績もある。



2位と3位に入って全国大会の出場権を得た、多古町の第二小学校と久賀小学校は、多古町予選で町内の5校から勝ち抜いてきた小学校で、多古町には町ぐるみでゴルフに取り組む 環境がある。



高校生から始まったゴルフの環境は、中学生、小学生と下りてきて、いまではゴルフ の町といっても良い、小、中、高校のピラミッドを形成している。

近隣での練習環境も整っており、ゴルフ練習場、ゴルフ場での練習も可能で、更に、 高校生が中学生を、中学生が小学生を指導する、という仕組みもできあがっている。 その成果が、全国大会に町内から2校が出場するという結果を生んだと言って良いだ ろう。



残念ながら、4年連続4回目の出場が叶わなかった印西市立大森小学校をはじめとした 印西市内の小学校は、引き続き教育委員会と連動した活動が行なわれる計画もあり、 直近では親子大会の開催も予定されているそうで、昨年末までに市内の14校全ての小 学校がスナッグゴルフを導入したこともあり、更なる活動が期待される。

印西市からはこの日も、スターターとマーシャルを、印西市の体育指導委員の方々が お手伝いして頂いたほか、教育委員会の方々も精力的に運営を支えて頂いた。



<第4回スナッグゴルフ対抗戦千葉地区予選会成績/497ヤード・パー36>

優勝 成田市立加良部小学校 165ストローク <全国大会への出場権を獲得>
2位 多古町立多古第二小学校 173ストローク <全国大会への出場権を獲得>
3位 多古町立久賀小学校 174ストローク <全国大会への出場権を獲得>
4位 印西市立大森小学校 176ストローク
5位 印西市立西の原小学校 181ストローク
6位 印西市立船穂小学校 185ストローク
7位 横芝光町立横芝小学校 197ストローク
8位 成田市立橋賀台小学校 201ストローク
9位 印西市木刈小学校 207ストローク
10位 印西市立高花小学校 211ストローク
11位 多古町立中村小学校 224ストローク

ベストスコア賞
長ヶ部佑允 多古町立久賀小学校4年生 29ストローク

ホールインワン賞
大浦晃司 印西市立木刈小学校4年生 3番ホール24ヤード
鶴巻涼太 横芝光町立横芝小学校4年生 3番ホール24ヤード
行木聡 横芝光町立横芝小学校4年生 3番ホール24ヤード

<予選会にご協力頂いた方々>

総武カントリークラブ総武コース 前田光二支配人
総武カントリークラブ総武コース 高瀬和宏副支配人
総武カントリークラブ総武コース 藤波将史キャディマスター
総武カントリークラブ総武コース 室田浩さん
印西市教育委員会 吉野高明さん 大浦貴光さん 田上麻衣さん
印西市体育指導委員 大久保優さん 佐々木優子さん
日本スナッグゴルフ協会 小澤佳夫専務理事

<ご協賛>

サントリー株式会社様ありがとうございました。


優勝した加良部小学校チーム

ベストスコア賞の長ヶ部佑允くん



ホールインワンを達成した3選手

加良部小学校「優勝したぞ!」と
元気良くスピーチ


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