11月22日(土)に、第1回スナッグゴルフ関東小学生チーム選手権競技が、ノーザンカントリークラブ錦ヶ原ゴルフ場(埼玉県)で開催され、井上透さん率いるTeam井上が、トータル132ストロークで優勝した。井上透さんは、佐藤信人プロ等多くのプロゴルファーを指導するプロコーチで、ジュニアの指導でもその指導力が発揮され、チームを優勝 に導いた。強い北風が吹き荒ぶ中、関東から9チーム54名の小学生が参加し、予選ラウンド9ホールで5チームが
決勝に進出し、惜しくも決勝に進め なかった4チームは、親善試合で他チームの児童達と交流を深めた。
決勝戦には今年7月に行われた第一回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップに参加し、優勝した立教小学校4年生チームが進出したが、力及ばず4位。来年以降5年生になってからの活躍が楽しみとなった。なお立教小学校のキャプテン鈴木一夫くんは、ホールインワン1つを含む9アンダー24ストロークを叩きだし、この日のベストスコアを記録した。立教小学校と同じ私立の小学校として参加した慶應幼稚舎は、5年生4名、6年生2名のチーム編成で臨み、予選は立教と同スコアでの決勝進出であったが、決勝では立教に5打の差をつけて3位に食い込んだ。慶應幼稚舎では、ゴルフクラブを発足して1年しか経っておらず、クラブ員は6名、今回はこの6名で大会に参加した。2位には杉並区のゴルフ練習場チーム、ハイランドスクールメイツが 入賞した。ホールインワン2つを含む爆発力はあったのだが、優勝には3打届かなかった。 優勝したチーム井上の監督である、井上透さんは優勝スピーチで、「僕はプロゴルファーを教える仕事をしていますが、ゴルファーの底辺が広がって、子供達の選択肢としてプロゴルファーを目指してほしい」と話した。井上さんはプロゴルファーの指導の傍ら、毎週日曜日にジュニアを対象としたレッスン活動にも従事しており、今後のスーパープレーヤーの発掘・育成にも期待が寄せられる。
<決勝成績>
1位 132ストローク Team井上
2位 135ストローク ハイランドスクールメイツ
3位 137ストローク 慶應幼稚舎ゴルフクラブ
4位 142ストローク 立教小学校
5位 167ストローク 青山シャンクスJr