高知市立養護学校でパットの基本練習を指導
高知市立養護学校では、高校1年生と3年生の14名が参加し、LPGAジュニアゴルフコー チの轟悦子プロと高知県ゴルフ協会の廣川智成事務局長の指導により、体育館でパッ トやフルショットなどの基本練習を行った。
同校ではスキルアップ講座の軽スポーツとして活動する計画があり、まずは高校生を 対象とした講習を行い、今後は中学生や小学生へも活動を広げていく予定とのこと。
フルショットも体験
また午後には、高知学園高知小学校で、スナッグゴルフ贈呈式と教職員向けの指導者 講習会が行われた。
贈呈式には1年生から6年生までの全校児童231名が出席し、高知県ゴルフ協会ジュニ ア委員会の國澤利久委員長から代表児童への用具贈呈と、児童からお礼の挨拶がされ たあと、講堂に集まった全校児童に、轟悦子プロから用具の説明と打ち方の基本説明 がされた。
パッティングでは中心を狙い真剣に
デモショットでは、児童が講堂の左右に広がり、花道を貫く豪快なフルショットが披 露されると、大きな歓声があがった。
続いて、希望する児童によるフルショット体験も行われ、うまくボールを捕らえるこ とができ、初めてながらゴルフの楽しさを味わった。
國澤利久ジュニア委員長から代表児童へ用具を贈呈
高知小学校へのスナッグゴルフの導入に尽力したのは、高知学園高知中学校及び高知 高校で、長年、体育の先生をしていた岡崎格(いたる)さんの働きかけによるもので、 ゴルフ愛好者と、教師という両方の見地から、ゴルフをツールとした子供の人格形成 とゴルフ指導に携わって頂けるようだ。
轟悦子プロによるデモショット
岡崎さんは8年前に、高知中学校と高知高校にゴルフ部を創設した貢献者で、現在は 高知学園短期大学で、大学生を対象としたスナッグゴルフ指導を非常勤講師として 行っている。
高知小学校では、ゴルフ体験者も多く、また、カシオワールドオープンを観戦に行ったことのある児童もおり、 今後の活動が注目されるとともに、今年11月下旬に開催されるカシオワールドオープ ンにも、沢山の児童たちが訪れてくれそうである。
代表児童もフルショットに挑戦