宍戸ヒルズ会場で優勝した小船貴之親子ペア
8月2日(土)の宍戸ヒルズCC会場には59組の親子が、8月3日(日)の静ヒルズCC会場には 44組の親子がそれぞれ参加し、一打目は児童が、2打目以降は交互にボールを打っ て、親子でショットをつなぎゴールを目指した。
静ヒルズ会場で優勝した渡辺新親子ペア
宍戸ヒルズと静ヒルズの近隣では、すでに多くの小学校がスナッグゴルフを導入して おり、今回は導入小学校を通じて参加募集を行い、宍戸ヒルズ会場では、募集3日目 に定員を満たし、キャンセル待ちが20組以上も出るという盛況ぶりで、更に活動が活 発になっていることをうかがわせる。
野村真司親子ペアは2番ホール
<80ヤードでアルバトロスを達成
宍戸ヒルズ会場では昨年に引き続き、笠間市教育委員会と笠間市体育協会アマチュア ゴルフ部の方々がスコアラーに協力し、親子大会のスコアを記録して頂くなど、競技 運営にも協力して頂き、地域が子どもを支える仕組みが構築されている。
開会式で、株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部の坂本好伸社長は、「皆さんが楽しめるゴ ルフ場にしていきたい」と挨拶。また、宍戸ヒルズCC草野通朗支配人は、「焦らな い、怒らない、諦めない、を心がけて頑張って」と激励した。
競技は、9ホールをプレーしての合計ストロークで争われた。 宍戸ヒルズ会場で優勝した小船貴之くんは、笠間市立宍戸小学校で2年生からスナッ グゴルフを始め、今年のスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会にも出場した実力 者。
しかし、トロフィやメダルを貰える機会を逃してきたので、この大会でその夢を親子 で力を合わせて得ることができた。
親子大会は、親子のみならず、おじいちゃん、おばあちゃんと参加したペアもあり、 祖父母も交えた3世代交流ができるゴルフの魅力を感じさせられた。
宍戸ヒルズ会場の2番ホール80ヤードで、アルバトロスを達成した野村真司親子ペア は、子供のティショットをお父さんが2打目でフラッグにくっつけた。信司くんは、 「お父さん、かっこ良かった」と照れながら自慢げに語った。
また、会場のあちらこちらで、親子が笑顔でハイタッチしたり、ドリンクを差し出し あったりと、緑の中で親子の絆を深めるシーンが見受けられた。
閉会式では参加した親子が健闘を称えあって握手をし、胸と胸を合わせてのハグが行 われ、スポーツを通じて親子のスキンシップと協力し合うことを再確認する大会と なった。
宍戸ヒルズ第4回親子大会の上位成績<9ホール 497ヤード パー36>
優勝 小船貴之親子ペア 27ストローク *
準優勝 塚越翔親子ペア 27ストローク *
3位 野村真司親子ペア 28ストローク
静ヒルズ第3回親子大会の上位成績<9ホール 497ヤード パー36>
優勝 渡辺新親子ペア 30ストローク*
準優勝 岩木真聖親子ペア 30ストローク *
3位 青砥拓海親子ペア 30ストローク *
* 同ストロークの場合には児童の年令が低いチームが上位となる