また、グリーン周りには、バンカーがあったり、左側には池があったりするなど、その場の状況に応じてショットすることが求められるコース設定でもあった。
スタートホールでは、スコアラーを務めた大会関係者や保護者の方々が、子どもたちへの指導をしっかり行う姿から、4年の月日を重ねてきて、この地域においてスナッグゴルフが定着してきたことを伺えた。今回から、全員、「打ちます」と言ってからショットするようにし大会がスムーズに運営できるようにもなった。
開会式では磐田ゴルフ連盟の三ツ谷金秋会長から、「母校の名誉をかけて、日ごろの練習の成果を十二分に発揮してほしい」と激励。
また、リバーサイドゴルフの大庭敏寿支配人から「当ゴルフ場で精一杯、力を発揮し、友達と交流を深めてください」と挨拶があった。
磐田市では、「スポーツのまち」づくりの一貫として運動場の芝生化を進めていて、芝生を生かしてスナッグゴルフに取り組んでいる小学校があり、今年は1年生から取り組んできた2年生及び3年生も初めて参加することができたそうで、週2回の練習の成果を発揮した。特に、2年生は緊張した中でもしっかりプレーでき、来年の全国大会へつなげていきたいそうだ。
また応援に訪れた学校関係者は、「ホールによっては、ねらい目が難しく悩む姿も見られ、どうやって攻めていくのかを考えることもゴルフの楽しさでもあり難しいところだと思います。
自分なりに考えて、決めて打つ決断力も身に付くのではないかと思いました。思い通りのボールが打てないときでも、なんとか気を取り直していく子どもたちの姿に胸があつくなりました。
”あきらめない”ってすばらしいですね。今日出会った子どもたちの未来に期待しながら今後も応援していきたいと思いました。子どもたちのいろいろな表情を見ることができるスナッグゴルフをいつまでも続けていってほしいと思います。」と温かいメッセージを寄せてくくれた。
優勝をした宮園小学校は、今年初めて全国大会へ出場し、全国各地から集まった児童たちとの交流やたくさんの思い出づくりをすることができたそうだ。
また、今回の大会では、初めてゴルフ場のグリーンを使用してのコース設定にもかかわらず実力を発揮したのも、全国大会へ出場した経験がいきていたことを感じた。
最初の2、3ホールでは速いグリーンに悩みながらもプレーをしていた。ゴルフは状況に応じて、自分で判断して打つことが求められると再度確認した。
7番ホール、21ヤード、パー3では、長野小学校の工藤大悟くんと宮園小学校の星浦滉来くんがホールインワンを達成するなど、見守る保護者や大会関係者から拍手喝采があった。
閉会式では、団体4年の部で優勝した宮園小学校の鈴木悠斗くんが、「みんなの協力で1位になることができうれしく思います。今までそばにいて励ましてくれたお家の人や先生方に感謝します。」と挨拶し、大会は盛大に開催された。
<第3回磐周地区スナッグゴルフ秋季大会兼新人戦の成績上位>(9ホール 487ヤード パー36)
団体戦4年の部
優勝 宮園小学校 152ストローク
2位 飯田小学校 182ストローク
3位 三倉小学校 186ストローク
団体戦3年以下の部
優勝 宮園小学校 182ストローク
2位 三倉小学校 194ストローク
3位 飯田小学校 261ストローク
個人戦4年の部
優勝 井口雄貴 飯田小学校 28ストローク
2位 鶴見昂樹 宮園小学校 29ストローク
3位 鈴木悠斗 宮園小学校 30ストローク
4位 村松源太 宮園小学校 30ストローク
5位 片岡勇人 宮園小学校 31ストローク
6位 中津川征哉 長野小学校 32ストローク
個人戦3年以下の部
優勝 鈴木尚樹 宮園小学校 33ストローク
2位 星浦滉来 宮園小学校 33ストローク
3位 田尾仁 三倉小学校 34ストローク
4位 伊藤冴弥香 宮園小学校 37ストローク
5位 池田梨子 三倉小学校 37ストローク
6位 山崎広菜 宮園小学校 38ストローク
ホールインワン NO.7 21ヤード゙ パー3
工藤大悟 長野小学校 4年
星浦滉来 宮園小学校 3年
* 同スコアの場合は規程に基づき順位を決定
<大会実施概要>
名称 第4回磐周地区スナッグゴルフ秋季大会兼新人戦
主催 磐田ゴルフ連盟 森町ゴルフクラブ
後援 磐田市教育委員会 森町教育委員会
日時 2008年10月25日(土) 8:15開会式 9:00競技開始 12:00表彰式・閉会式
場所 リバーサイドゴルフ 9ホール 487ヤード パー36
<本大会に御協力いただいた方々>
磐田ゴルフ連盟 宮本魏久顧問 三ツ谷金秋会長 永井喜代志副会長
森町ゴルフクラブ 安井国雄会長 山本勤副会長
森町教育委員会 村松富夫社会教育課課長補佐
リバーサイドゴルフ 大庭敏寿支配人