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千葉地区予選会への出場をかけた多古町スナッグゴルフ大会を開催(5月12日)

今年で第5回目の開催となる、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会は、6月30日(土)に茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブにて開催される。そして全国大会への出場をかけた各地区での予選会が、千葉県の多古町を皮切りに始まった。


千葉地区予選会に出場を決めた3校の選手たち


千葉県での予選会は昨年まで、多古町の東地区と、印西市の西地区の2会場にて行われていたが、今年から両市町以外の地区でもスナッグゴルフを導入した小学校が増えたことから、千葉地区予選会を一本化して行なうこととなり、多古町での予選は町内選考会という位置づけで行なわれ、町内選考会による上位3校が千葉地区予選会への出場権を得ることになった。


優勝して表彰を受ける多古第二小学校


町内予選は多古町教育委員会の主催により、第3回多古町スナッグゴルフ大会として開催され、町内の多古町コミュニティープラザのグラウンドで実施され、町内の5つの小学校から76名の児童が参加して盛大に行われた。


個人優勝賞品の卵を受け取る大矢航平くん


晴天微風の心地よい天候の下、9ホールによる競技が行なわれ、団体の部では多古第二小学校Aチームが優勝して大会3連覇を達成。常盤小学校、久賀小学校と共に、5月26日(土)に総武カントリークラブ総武コースにて行なわれる、千葉地区予選会への切符を手に入れた。



多古第二小学校は、第2回大会から3年連続して全国大会に出場している常連校なので、千葉地区予選会での活躍も期待される。 尚、個人の部は多古第二小学校4年生の大矢航平くんが28ストロークで優勝した。大矢くんは昨年の全国大会に当時3年生ながらレギュラーとして出場した経験があり、今年は4年生となりエースとして挑む。



この大会の運営には、主催の多古町教育委員会の職員の他、町の体育協会ゴルフ部員や、多古中学校出身で、地元の多古高校や佐倉高校に進学したゴルフ部員も集まり、コース設定準備やスコアラーなど、大会運営にボランティア協力をした。

この町ではゴルフがひとつのコミュニティツールとなっており、小学校、中学校、高校、そして社会との縦の繋がりがうまく形成されている。



毎週土曜日の午前中に、このコミュニティプラザのグラウンドでは、多古中学校ゴルフ部員たちが、小学校の児童たちへ、スナッグゴルフの指導が行われている。多古中学校のゴルフ部には、小学校時にスナッグゴルフを経験した児童が進学しており、先輩が後輩の面倒を見るという理想的なシステムが構築されている。また、中学生や高校生は、近隣の3つのゴルフ場で、目土をしながら指定日の夕方にラウンドプレーをでき、ゴルフ場での実践プレー経験も積むことができるという、素晴らしいゴルフ環境が整っている。

残念ながらこの日は、多古中学校の修学旅行と日程が重なり、中学校のゴルフ部員は手伝いに参加できなかったものの、小学生の児童たちは、中学生の先輩から教わった技術をいかんなく発揮してがんばった。


【団体の部成績】
優勝 多古第二小学校Aチーム 169ストローク <千葉地区予選会への出場権を獲得>
2位 常盤小学校 187ストローク <千葉地区予選会への出場権を獲得>
3位 多古第二小学校Bチーム 195ストローク
4位 久賀小学校Aチーム 205ストローク <千葉地区予選会への出場権を獲得>
5位 久賀小学校Bチーム 213ストローク
6位 中村小学校 217ストローク
7位 多古第一小学校 236ストローク

【個人の部上位者】
優勝 多古第二小学校4年生 大矢航平くん 28ストローク
2位 常盤小学校4年生 高山裕加ちゃん 30ストローク
3位 多古第二小学校4年生 安西達也くん 30ストローク
4位 多古第二小学校3年生 深堀健斗くん 31ストローク
5位 多古第二小学校3年生 大志根佳奈ちゃん 32ストローク
6位 多古第二小学校4年生 伊藤龍太くん 32ストローク
* 同スコアの順位は生年月日による