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静ヒルズCCと宍戸ヒルズCCにて恒例のスナッグゴルフ親子大会を開催(8月5日)

BMWチャレンジカップが開催される静ヒルズカントリークラブと、UBS日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズ及びスナッグゴルフ対抗戦JGT Oカップ全国大会が開催された宍戸ヒルズカントリークラブにて、恒例のスナッグゴルフ親子大会(常陸大宮市教育委員会、笠間 市教育委員会が後援、社団法人日本ゴルフツアー機構など協力)が開催された。


パットの方向をお母さんが確認


この親子大会は、「豊かな自然の中で遊び、ゴルフを通じた青少年の健全育成と、親 子の会話・絆を深めることにより、明るく豊かな街づくりに寄与することを目指 す。」という開催主旨で、各ゴルフ場の主催で行なわれ、静ヒルズと宍戸ヒルズの近 隣に在住する親子が参加した。


打つ順番を待つ親子


静ヒルズと宍戸ヒルズの近隣では、すでに多くの小学校がスナッグゴルフを導入して おり、今回は導入小学校を通じて参加募集を行い、8月4日(土)の静ヒルズ会場では36 組の親子が、8月5日(日)に行なわれた宍戸ヒルズ会場では60組の親子が、それぞれ参 加した。

一昨年の宍戸ヒルズでの第1回大会では、定員を上回る人気だったために昨 年から静ヒルズ会場も増やして開催している。


スタートホールでのティショット


2003年から森ビル株式会社、宍戸ヒルズカントリークラブ、静ヒルズカントリークラ ブ、そして当機構で計画して始めた、スナッグゴルフを通じた青少年の健全育成の活 動は、昨年までに茨城県内で46校の小学校へのスナッグゴルフ導入を実現し、審判員 を伴わないという独特なゴルフの魅力と教育的効果により、子供たちには社会で役立 つための道徳観を養ってもらうことを主眼に活動を推進してきている。


おじいちゃんに見守られてのティショット


スナッグゴルフでの活動を開始して4年目となる笠間市では、今年の全国大会を地元 の稲田小学校が初制覇するなど、実力もさることながら地域の支援の仕組みも充実度 を増している。

今回の宍戸ヒルズ会場では、地元の笠間市アマチュアゴルフ連盟の方々がスコアラー に協力し、親子で楽しむ競技のスコアを記録するなど競技運営にも協力。 宍戸ヒルズ会場は雷雲の接近により、予定時間よりも大幅に遅れてのスタートとな り、競技終了が日没間近だったが、ゴルフ連盟の皆さんは気持ちよく協力をしてくれ た。


静ヒルズ会場で優勝した千葉裕平くん親子ペア


大会は、9ホールをプレーしての合計ストロークで競われ、同スコアの場合には児童 の年令が低いチームが上位となるルールで、ティショットはすべて児童が打ち、2打 目以降は交互で打つという1ボール方式で行われ、子供のショットをお父さんお母さ んがつなぎ、お父さんお母さんのショットを子供がつないだ。

静ヒルズ会場で優勝したのは千葉裕平くん親子ペア。 岩間第三小学校6年生の裕平くんは、宍戸ヒルズ会場への申し込みをしたが、定員を 満たしていたために静ヒルズ会場に申し込み、1時間をかけて遠征してきたが、その 甲斐があっての優勝となった。


宍戸ヒルズ会場で優勝した飯田将希くん親子ペア


裕平くんは、小学校3年生の後半にゴルフに興味を持ち、片山晋呉プロのファンと なった。それに追随する形でお父さんの久生さんもゴルフを始め、いまでは週に1回 の練習場通いが親子の日課となったという。

久生さんは「子供と共通の趣味が出来たことにより、会話の機会も増えた」と語り、 今回の親子大会でゴルフがつなぐ家族の絆による幸せを改めて感じたようだ。 宍戸ヒルズ会場では、北川根小学校5年生の飯田将希くん親子ペアが優勝。 将希くんは昨年のスナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会の選手で、キャプテンも 務めた実力者で、今回はお父さんと参加しての優勝となった。

今回の大会は、親子のみならず、おじいちゃん、おばあちゃんと参加したペアもあ り、祖父母も交えた3世代交流もできるゴルフの魅力を改めて実感させられた。 この大会を通じて多くの親子が夏休みを満喫し、親子や家族の夕飯での団欒のひとと きは、とてもにぎやかであるだろうと想像できる。