スポーツの普及にはまず指導者ということから、9月15日(土)に指導者講習会が実施 された。講師はスナッグゴルフジャパンの大垣正二郎さんが務め、市内の鹿島カントリー倶楽部で行なわれ、20名が参 加した。
前半はスナッグゴルフの用具説明や、ゴルフをツールとしたライフスキルの効果など についての説明を行い、後半はコースに出て、実技講習と指導ポイント、そしてコー スプレーの方法などについての講習が行なわれた。 講習会には渡辺一成南相馬市長も参加し、今後の普及への力の入れ方が伺えた。
鹿島カントリー倶楽部では、ジュニア育成活動に力を入れていて、ジュニアゴル ファーのプレー優遇や、ジュニアゴルフスクールなどを開催しており、未来を担う ジュニアへの支援を行なっている。
また、鹿島CCではNPO法人はらまちクラブ主催に よる、第1回ジュニアゴルフ遊夢(ゆめ)コンペも夏休みに開催しており、はらまちクラブと 鹿島CCとの連携は既に始まっている。
9月16日(日)には、市内に隣接する双葉郡大熊町の総合スポーツセンターの体育館と 野球場を利用して、小中学生向けの実技講習会が実施された。
講習会に参加したのは、福島県スポーツ少年団のリーダースクールに参加した32名の小中学生で、ゴルフ経験者はわずか2名だった が、初めて体験するゴルフに皆夢中になった。
講習の内容は、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットの基本練習 のあと、特設スナッグゴルフコースをプレー体験し、意欲的にボールに向き合った。
福島県内でのスナッグゴルフ導入例は、まだまだ少数なので、今後の活動拡大と普及 が楽しみとなった。