高橋自身も、ツアーで活躍しながら若い世代に色々伝えようとしている。 最近4試合連続して決勝進出するなどゴルフの調子もいい。 「トレーナーのお陰で腰痛も楽になった。それと精神的に色々な事が起きたが少しずつ気持ちに整理が出来てきた。 それが最近、ゴルフの結果に出ているんじゃないかな~。」
この1年は家族にとっても心にポッカリ穴が空いたような時間だった。 しかし、母親の由貴子さん、今大会にも出場した長男・成輝(ナルキ)君は 「勝紀の分まで一生懸命生きているからあっという間の1年でした。」と全く同じ思い。
「病と闘い続けながらも、スナッグゴルフに夢中になっていた。」 「最初で最後でしたが沖縄で家族四人、ゴルフした事がいい思い出です。」と 勝紀君との思い出を由貴子さんは声を詰らせながらも語ってくれた。
今後も大会は継続していかれる。 「この大会は最初、私の親としてのエゴでしかなかった、 しかし今後は参加して頂いた子供達や皆さんの要望を反映し、大きく変化していきたい。」
「一人ではここまでは出来なかった、協力してくれたボランティア・スタッフの皆様のお陰です。 日本の文化の素晴らしいところである゜~協同歩調~がこの大会をこれからも素晴らしいものにしていく事でしょう。 この協同歩調が男子ツアーを、もっと良くしていける」と高橋はゴルフ界全体の発展を願っている。