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茨城県常陸大宮市立小瀬(オセ)小学校にてスナッグゴルフ講習を実施(10月21日)

10月21日に常陸大宮市立小瀬(オセ)小学校にてスナッグゴルフ講習が実施され、4 年生23人の他に山崎校長先生も参加して行われた。

さわやかな秋晴れのもと、子供たちが元気よく「こんにちはっ!」と講習開始前から 集まってきて、もの珍しそうにスナッグゴルフの用具を眺める。カラフルな用具に子 供の注目が集まり、質問をあびせてくる。用具の説明をしているその後で、大きくう なずいているのは先生方だ。


桐林プロの説明を聞く子供たち


山崎校長先生をはじめ、この日の講習に参加した先生方は、ゴルフをプレーする方も 多く、代々、この小学校に赴任した先生は、ゴルフをしなければこの学校には居られ ない、というほどのゴルフ志向小学校だそうだ。

小学校のまわりには、ゴルフ場が多く点在し、近隣の小学校の先生達によるコンペや 対抗戦も行われるそうで、ゴルフに触れる環境は整っている。


山崎校長先生のティショット


講習は、社団法人日本女子プロゴルフ協会の桐林宏光ティーチングプロが担当し、開 始前の挨拶で、「ゴルフには審判員が居ません、審判員は自分自身です、もしもルー ル違反をしてしまった場合には自分で申告します。ゴルフはそういうスポーツで す。」と説明し、ゴルフの本質をまずは子供たちに伝えた。


女の子のフルショット


準備体操のあと、ゴルフプレーの方法と楽しさを理解してもらうために、山崎校長先 生に登場していただき、桐林プロとコースプレーをして頂いた。ティショト、アプ ローチ、パットと、一連の流れを説明し、プロと校長先生の対戦は、お互い4打で引 き分けた。

プレーの楽しさを理解したあとは、基礎となるパット、チップショット、ピッチ ショット、フルショットを指導し、児童はイキイキと夢中でボールを打った。


スナッパーの説明


講習のしめくくりとして、3人1組での対抗戦を行い、1つのボールを各チームが交 互に打ってプレーした。初めてのプレーでは、7打や8打をたたいたが、回数を重ね るうちに、3打や4打でまわれるようになり、子供たちの成長ぶりがうかがえた。ま た、1つのボールを交互に打つ対抗戦のために、一人ひとりにプレッシャーがかか り、緊張の面持ちでプレーする子も多く、協力する気持ちも子供たちは感じていたよ うだ。

講習が終わり片づけをしていると、子供たちから先生方に、「スポーツクラブでやろ う!」とか「体育でやりたい!」との注文が飛び交い、子供たちはすっかりゴルフの 魅力にはまってしまったようである。