記事

東京都日野市立第四小学校(5月17日)

時折、小雨の降る天候の為、講習は体育館にて行なわれた。これまでの講習は小学校が主導で行なわれていたが、今回は日野市教育委員会の主導で行なわれた。
日野市では、地域型総合スポーツ教育の一環として、今回の用具寄贈をきっかけに、本格導入をしており、本日の講習の前には5回の練習会が行なわれて、今回は実質、6回目の講習となった。講習は毎週土曜日に行なわれている。いずれの講習も、日野市教育委員会の体育指導委員が担当をしている。

市内には小学校が19校あり、24名の体育指導委員が学校ごとに担当を割り振られていて、第四小学校は小堤さんが担当している。
小堤さんは他のスポーツ指導も行なっており、休日のほとんどは、体育指導委員の業務に費やしているそうで、もちろん、ボランティアで指導を行なっている。
本日の講習には男の子3名、女の子12名が参加し、4つのグループ に分かれて、パット、チップショット、ピッチショット、フルショットを練習し、最後に得点を付けて実践を行なった。
圧倒的な女の子の参加者の多さに、改めて男女関係なく楽しめる スポーツであることを実感した。また、日本ゴルフツアー選手権のポスターを掲示して、7月5日に予定している対抗戦の説明をすると、賞金総額・優勝賞金の金額表示を見て、「賞金がもらえるんですか?」というユーモアのある子供からの質問もあった。

日野市教育委員会では、今後も毎週土曜日に、第四小学校を中心に 講習会を行なっていくそうで、今後は、市内各小学校にもスナッグゴルフを通じてゴルフの楽しさを普及させていく計画があるとのこと。
これまでの小学校主導の活動と比べると、より幅広い普及ができると感じ、新たな形態での普及に大きな期待感を感じました。