風が吹く難しいコンディションの中、成松亮介が４バーディ、ノーボギーの68をマーク。首位と２打差の３位タイにつけた。

成松は宮崎県出身の30歳。オフシーズンはここ５年ほど小田孔明の合宿に参加し、着実に技術を積み上げてきた。

「今日はティショットがかなり安定していたのと、2、3メートルのシビアなパットが全部決められたので、ノーボギーは本当に満足です。ここは好きなコースなんですが、予選を通ったことがないんです」。

以前の成松はショットが曲がることが多く、風に弱い一面もあった。そのため風がよく吹くこの大会では、好きなコースながら結果を残せずにいた。それが今年の成松はひと味違う。

「オフの合宿では孔明さんと一緒にラウンドもかなりやらせてもらって、勉強させてもらいました。そのあたりも役立っていると思います。孔明さんからも“頑張れよ、お前”っていつも言われるんです」。

なんとか結果で恩返しをしたい。明日以降も粘り強いゴルフを展開し、いい位置で最終日をむかえたいところだ。

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