記事

太平洋クラブチャレンジトーナメント 2022

河本力が逆転優勝に向け虎視眈々

首位と2打差の4アンダー5位タイからスタートした河本力が5バーディ、2ボギーの3アンダー68でラウンド。通算7アンダーとしてトップと3打差の4位タイにつけた。

「午前中はすごくいいゴルフだったんですけど、後半に入っていい流れではあったんですけど、12番で最初のボギーがきてからがよくなかったですね。1.5mくらいのパーパットだったんですが、そう考えるとショートパットのラインが読めていなかったのかもしれませんね。他のショットに関しては納得はできていないですが、ティショットがすごくいいので、そこでもっとチャンスを作れればなと言う感じです」。

江南コースは飛ばし屋有利ではないと言われるが、そのことに関して「間違いなく飛距離的なアドバンテージを得られるコースではないですが、日本で飛距離的なアドバンテージがあるコースはほとんど無いですから」とさらりと答える姿からはむしろ余裕さえ感じる。持ち味を活かせないことをネガティブに捉えるのではなく、前向きな姿勢でコースと対峙しているのがわかる。

昨シーズンのABEMAツアーの『TIチャレンジin東条の森』でアマチュアとして優勝を飾って以来の優勝を狙う。プロとして初勝利を完全に射程圏内におさめた。