最終18番ホール(パー5)で見事なイーグル締めを披露した織田信亮。約20メートルのイーグルパットをねじ込んだ。
「今日は20パットなので、かなりパッティングが決まってくれた1日でした。内容的にはかなりピンチが多くて、後半もスタートから5mくらいのパーパットを打たされる感じでした。ただ、ことごとくパットが入ってくれたおかげでこのスコアになりました」。
この日は18番のイーグルを含む5バーディ、ノーボギーの7アンダー64をマークし首位タイに立った。
今シーズンはレギュラーツアーが主戦場としているが、シード権を獲ることの難しさを肌で感じている。レベルの高いフィールドでは苦い思いをすることもあるが、だからこそ自分の必要なものは何かが見えてくる。今週はその課題を克服するための一つのきっかけにしたい。
もう一人の首位タイは小木曽喬。スタートホールからの4連続バーディで勢いに乗った。
今シーズンはショットは好調ながら、パッティングがなかなか決まらず歯痒い思いをしてきたが、今週の試合前にパターのウェイトを調整して良いフィーリングを手に入れた。
「良いスタートを切れたので、最終日で優勝争いに加わるには明日伸ばせるかどうかが大事だと思うので、しっかり伸ばしていきたいです」。
トップタイの2人の共通点は福井工業大学出身ということ。福井工大と言えば先週の『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022』を制した@髙宮千聖さんが在籍している学校で、2人とっては後輩にあたる。
後輩の優勝は2人にとってもかなりの刺激になったようで、今日の好発進の要因になっている。
明日の2日目もトップタイの2人が先輩としての意地を見せられるのか、注目したい。