今季は主戦場はレギュラーツアーで、ABEMAツアーは今週が2試合目。レギュラツアーでは『東建ホームメイトカップ』で7位タイに入るなど、賞金ランキングでは33位とまずまずの成績を残している。また、7月には中部オープンで優勝するなど成長著しいプレーヤーの一人だ。田村によれば、2年前から準備を始め、今年はそれを結果として出すシーズンだと捉えている。
スポーツの世界では心技体とはよく使われる言葉だが、この言葉の重要性を改めて認識し、フィジカル、マインド、そして技術と全てをゴルフにつなげるために切磋琢磨してきた。優勝という最高の結果で、これまでの努力の成果を証明したい。
また、田村、木下康平と並び首位タイに並んでいるのが河本力だ。この日は7バーディ、1ボギーの6アンダー65という内容。最終ホールでのボギーは、明日につながるという意味では悔やまれるところだが、全体的な内容は上々だ。
「ゴルフ自体がすごくいい感じなので、調子がいいショットで流れを作っていけたらいいかなと思います。ちゃんとここで勝ち切れないと、次のレベルに上がれないと思うので、しっかりここで勝ち切れるような強い選手になるために練習しているので、それができなかったら練習が足りていないということなんだと思います」。
プロとしての初優勝がかかる最終日だが、変な気負いはない。人一倍練習しているという自負もある。その努力が自分のゴルフへの自信につながっていることは間違いない。
目指すべき強い選手になるためのファーストステップを明日踏み出そうとしている。