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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2022

大堀裕次郎が戻りたいあの場所へ!明日の最終日は逆転優勝を狙う

1イーグル、4バーディ、ノーボギーの6アンダー66をマークして順位を上げてきた大堀裕次郎。2日間通算8アンダーとして首位とは3打差の3位タイにつけた。

大堀は2016年に初シードを獲得するも、怪我などが重なり2019年にシード陥落。その後はABEMAツアーを中心に戦っているが、本来の姿とは程遠いゴルフで、苦しい時間を過ごしてきた。

ただ、今季は『太平洋クラブチャレンジトーナメント』で10位タイや、『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022』での17位タイなど、復調の兆しが徐々に見え始めている。

「今年に入ってショットも安定しているので、パットさえ入ればという感じになっています。このコースはレギュラーツアーのときも上位に入れて好きなコースなので、明日も落ちついてやれればチャンスがあるかなと思います」。

レギュラーツアーへの復帰に向けて得意とするコースで優勝を飾り、完全復活へのきっかけを作りたいところだ。

 

また、大堀を上回るこの日のベストスコア8アンダー64をマークしたのが岩本高志だ。最終ホールでの3パットボギーはもったいなかったが、それでもこの日だけで8つスコアを伸ばして、2日間通算6アンダーの12位タイまで順位を上げてきた。

「このコースは2016年のダンロップ・スリクソン福島オープンで優勝争いをした思い出もありますし、頑張りたいですね」。

今日の好スコアに対して「たまたまです」と謙遜するが、まぐれで出る数字ではない。最近はレギュラーツアーを含め、ABEMAツアーでも若い選手が増え、さらにその飛距離に対して、自分では戦うことができないと思うこともあるという岩本だが、それでも少しでも男子ツアーが盛り上がればという思いがあり、戦い続けている。

明日の最終日、狙うはもちろん逆転での優勝だが、結果だけでなく若い世代相手に戦う姿を見てもらいたい。