新型コロナウイルス感染症の影響で、大会の中止または無観客により2020年と2021年はスナッグゴルフ大会の開催も見送られたが、今年はようやくその兆しが見え始めたことから、小学生を対象としたイベントも復活に至った。
2018年は、北海道胆振東部地震の影響もあり、大会直前にやはり中止が決定されたが、そんな寂しい思いをしている子どもたちに、大会はできなくても交流の場を持とうと言う思いから、池田勇太、塚田陽亮、正岡竜二の3人が立ち上がり、翌年の3月に北広島市と厚真町を訪れ短いながらもそのひとときを共有した。
競技は札幌北広島ゴルフ倶楽部の、想像力を掻き立てられる、アンジュレーション豊かな起伏にパットで苦戦しながらも、特設された9ホールをみんなが楽しんだ。更に今年は北広島市スポーツ推進委員さんの研修も兼ねて、子どもたちと一緒にプレーして頂いた。
第12代の総合優勝に輝いたのは、北広島市立大曲東小4年の中山未優さん。初出場ながら手堅いプレーでトロフィーに名を刻んだ。
尚、交流の部では千歳市から参加の泉沢小6年の佐藤遼太くんが、5番ホールでのアルバトロスを含む25スロトークでまわり圧巻のプレーを披露した。
北広島市では、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献活動の一環として、日本ゴルフツアー機構からの寄贈により、北広島市教育委員会を通じて用具が市内8校全校に導入されており、その流れから大会運営とスコアラー業務を北広島市教育委員会と北広島市スポーツ推進委員の皆さんに協力して頂いた。
更に、大会会場となった札幌北広島ゴルフ倶楽部は、全国に130コース以上を有する
PGMパシフィックゴルフマネージメント株式会社が運営するコースの一つで、この日もスナッグゴルフ大会のために、コースを開放して頂き円滑な運営にご尽力いただいた。
本日の大会に出場した児童たちは、明日はANAオープン最終日に、プロと寄り添い1番ティに入場するキッズエスコートで大会を盛り上げる。
第12回北広島スナッグゴルフ大会札幌北広島GCカップ 成績
(9ホール/480ヤード/パー36)
●総合優勝
中山未優 北広島市立大曲東小4年 39
●学年優勝
5年 高山琉凪 北広島市北の台小 40
4年 中山未優 北広島市立大曲東小 39
2年 中山紗那 北広島市立大曲東小 66
●学年上位
2年2位 古内紬 北広島市立大曲東小 84
2年生☆賞 高山夏凪 北広島市立北の台小 50
(交流の部)
●学年優勝
6年 佐藤遼太 千歳市立泉沢小 25
5年 斎藤将太 千歳市立桜木小 46
3年 岩野光希 千歳市立信濃小 45
2年 冨樫瑠夏 千歳市立北陽小 33
●学年上位
6年2位 斎藤莉桜 千歳市立桜木小 33
3年2位 内久保慶 千歳市立北陽小 50
●アルバトロス賞
5番83Y 佐藤遼太 千歳市立泉沢小6年
<Thanks!!>
札幌北広島ゴルフ倶楽部 支配人 杉本政紀さん
札幌北広島ゴルフ倶楽部 ゴルフインストラクター 吉竹正典プロ
札幌北広島ゴルフ倶楽部の皆さん
北広島市教育委員会 教育部長 吉田智樹さん
北広島市教育委員会の皆さん
北広島市スポーツ推進委員の皆さん