記事

エリートグリップチャレンジ 2022

粘り強く、安全運転で!平本穏がお久しぶりの好スタート

兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部を舞台に『エリートグリップチャレンジ』が開幕。大会1日目、平本穏が6バーディ、ノーボギーの66をマークし単独首位に立った。

 

「本当に先週まで(ショットが)パラッパラッだったんですよ。PWで打ってもグリーンに乗らない状態で、本当に酷かった。6月くらいはショットがそこそこ良かったんですが、急に悪くなって、訳がわからなかったですね。2ヶ月くらい悪い状態が続いていました。それが先週の練習でちょっとしたきっかけがあって、それから急に良くなったというか、戻った感じです」。

 

先週、地元の練習場で練習していると、仲間のティーチングプロが「勉強させて」と言って、打席の後ろで見始めた。内心は「調子が悪いのに、馬鹿にしとんか!」と思いながらも、何も言わずに打っていると「前と変えました?」と言われるポイントがあった。平本自身にはその意識がなく、その指摘は意外なものだったらしいが、そこを修正した途端、ショットの調子が良くなった。

「今日はほぼパーオンで、2ホール乗らなかっただけですね。それも風で縦の距離が合わなかった感じで、大きなミスではなかったですね。これが続いてくれたらいいなと思いますが、コースが難しいので安全に、安全にできればと思います」。

 

ABEMAツアーは今季残り今週を入れて3試合だが、平本は、来週はレギュラーツアーに出場の予定。願わくは今週結果を残し、ある程度ランキングを上げた状態でレギュラーツアーの試合に挑みたい気持ちがある。

油断ができないコースなだけに明日以降も平本の技術力が試される。