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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2022

打って、乗せて、入れるだけ!シンプルゴルフで岩井亮磨が頂点を目指す

ダブルボギースタートからのナイスカムバックだった。首位と1打差の3位タイからスタートした岩井亮磨だったが、10番スタートで2ホール目の11番でチーピンOBからのダブルボギーを叩いてしまう。

「助かりようのない球で、本当にどうなるのかなと思っちゃいまいした。でも先週から引き続きアイアンがいいので、フェアウェイに打てていればチャンスは作れていますね。パッティングが入ってくれていればもうちょっと伸ばせたんですが」。

 

ランキング的には優勝することがラストチャンスと言えるポジションなだけに「一人通過のQTだと思って頑張ります!」と、ユーモアを交えて意気込みを語ってくれた。

 

また、岩井と同じ通算5アンダーの3位タイにつけた比嘉拓也も久々に訪れたチャンスを生かしたいと気合十分だ。

「もちろんまだ来週もありますが、優勝を狙いつつも来週につながるゴルフをしたいですね」。

今シーズンは序盤こそ、まずまずの滑り出しで良い雰囲気のゴルフができていたが、中盤戦に入るとゴルフが噛み合わなくなっていた。

「やっと落ち着いてきましたね。(笑)今日は途中も怪しい場面もあったんですが、その中でアプローチとパターでかなり我慢できたかなと思います」。

噛み合わなくなった要因の一つがパッティングだった。パーオン率は悪くなかったものの、乗った場所が悪く、徐々にパッティング絡みのつまらないボギーが増えていった。そうなるとショットへの影響も大きく、全体的なゴルフのリズムも悪くなってしまった。

「今週はグリーンが本当に綺麗で、この雨の中でもスムーズに転がってくれるので、特にショートパットでストレスなくというか、イレギュラーがないので楽ですね」。

グリーン上で余計な気を使わなくていい分、ショットに集中できる。持ち味のショット力の高さを、久々の好位置で存分に発揮してもらいたい。