記事

ディライトワークス JGTO ファイナル 2022

いよいよ今季最終戦『ディライトワークスJGTOファイナル』が明日開幕

茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部・東コースを舞台に今季ABEMAツアー最終戦となる『ディライトワークスJGTOファイナル』が開催される。

 

現在賞金ランキングトップの小木曽喬と2位の嘉数光倫の差は176万4398円。お互いの順位次第にはなるが、追いかける嘉数にとっては勝つしかない状況だ。

 

嘉数はシーズン後半戦に入ってからはやや調子を落としていたが、直近の2試合で5位、6位タイと本来のゴルフを取り戻しつつある。

「彼(小木曽)がいいプレーをしているので、勝つしかない状況です。でも自分的には目標が定まってわかりやすくていいです」。

開幕を明日に控えて、プロアマ戦が行われたこの日、青木功会長からも「最後なんだからもっと強気で頑張れ!」と発破をかけられた。

全力で最後の力を全てぶつけるつもりだ。

 

一方逃げる小木曽も賞金王に向けて気合十分だ。

「もうここまできたら賞金王を絶対に獲りたいですね。もちろん勝って決めることができれば言うことないですが、とにかくベストなパフォーマンスをすることだと思っています」。

この日は堀尾研仁コーチもコース入りし、小木曽のスウィングの最終チェックを行なっていた。今季は小木曽にとって様々な変化がいい意味で起きたシーズンになった。堀尾コーチとの出会いにより、感覚とデータを融合させるという今までにはなかった発想を取り入れたことで、かつてない充実したシーズンをおくれている。

今のままでも十分収穫を得たシーズンとなったが、本当の意味での最高のシーズンにするために有終の美を飾りたい。