ピン奥約6メートルに着弾した7番アイアンのティショットは、傾斜をゆるゆるゆる…と伝ってカップイン。
「人生初」だそうだ。
同組2サムの鍋谷太一が、11番で2打目をカップインしてパー4でのイーグルを奪っていたそうで、「なんかあるね」と、数奇な瞬間を目撃したギャラリーも巻き込み大盛り上がりでホールアウトした。
「それまでスコアで苦戦していたんですけど、ホールインワンでちょっと順位を上げることができました」と、終了時点で通算5オーバーの20位台まで上昇できた。
次週はアマ最後の試合となる大学対抗戦と、さらに3週後は来季ツアーの出場権をかけたJGTOのQTセカンドが控えており、いよいよ日曜日は将来の試金石。
「次につながるよう昨日までと同様に、明日も冷静にプレーできればと思っています」。
優勝争いを繰り広げる蟬川泰果さんとは大学の同級生だ。
「いままでずっと間近で見てきた仲間ですが、先月は優勝して、また今週も1位にいる。好調を維持し続けるのは本当に凄いこと」と、仰ぎ見るが、今年5月の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」で鈴木さんが2位タイにつけた際には蟬川さんも同様に、鈴木さんを羨んだと明かしている。
「僕もしっかり自分のゴルフができれば上位にいける自信もついてきました」と、鈴木さん。
チームメイトが、最終日も日本一の舞台で刺激をしあう。